新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 文藝春秋 (1998年9月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105679

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新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 当初これは☆5だなと思ったのだが、作品として面白かったのか素材が面白かったのか考えたところ、恐らく後者だったので☆は4つにしておいた。


    ・作品として

    そういえば私は歴史小説というものをかつて読んだことが無い気がする。
    これを読んだ経緯は、友人に「『峠』を読め。でもその前に『竜馬がゆく』を読め。」と言われたことによる(この後もいくつかスケジュールされたが、酒の力で忘れた)。
    色々なところで推薦されている作品であることもあって以前から積読リストには載っていたのだが、このリストは消化よりも増殖の方が早いので、何だかんだ読めなかった可能性は否定できない。
    結果としては彼のお陰でいい作品を読ませてもらった。

    閑話休題。

    この作品の評としてしばしば挙がっている様なので歴史小説の特徴という訳ではないのだろうが、この作品(というか司馬遼太郎氏の書き方?)、纏まりが無い。悪い様にしか聞こえないが、そういう意味ではなく、あくまでも特徴として。
    本筋を追っているところでガンガン余談を入れてくる。出てきた脇役や土地の細かい背景を述べる様なレベルではなく、自分の取材旅行時のエピソードまで入れてきたりする。
    そして繰り返しが多い。同じ話が3回も4回も出てくることは珍しくない。「以前にも書いたが~」という前置きがあるところもあるので、案外普通に書いてて忘れているのではと思ってしまう。
    こういった特徴は言わば「飲み屋で調子に乗って話している」様で、書いている方が乗っているのが分かる。
    読みづらいのではと思うかもしれないし実際にそういう側面が無いわけではないが、著者が乗っている方が面白いものである。


    ・素材として

    坂本竜馬という男の異質っぷりが最初から最後まで展開される。
    幕府偉い、殿様偉い、というガチガチの封建社会(しかも竜馬の出身の土佐藩は階級差別が他藩以上らしい)の中にあって、その価値観を全く寄せ付けずそんなものクソ食らえと言わんばかり、というか実際に言い続けて結局その制度を崩壊させてしまう。
    序盤こそ剣術は一流のただの変人といった体だが、全国を股に掛け始めるやその変人部分が具体的行動と結びつき、独創的としか言いようの無い成果となっていく。時代を変えるというのはこういうことなのだろう。しかもその倒幕すら、彼にとっては真の目的でも何でもないのだ。
    本当にこんな人物が現存したのか?と思うこと百度とは言わないが、二十度は少なくともあった気がする。歴史小説の最高の素材の一つだろう。

  • 土佐藩の郷士・坂本竜馬の成り上がり物語。
    誰もが知る坂本竜馬の生涯について、あまりにも有名な当作ですが、実は過去に一度断念をしました。
    再度改めて読み始めて、何でこんな面白いストーリーを断念したんだろう?と自分でも分からなくなってます。
    坂本竜馬が故郷・土佐を離れて江戸に旅立ち、名門・千葉道場で腕を磨く。
    後に世を賑わす桂小五郎、岩崎弥太郎などもこの巻で登場する。

  • ドキッとするほどストレートな時もあれば、思慮深く行動や返答するバランス感覚がすごい。

    坂本龍馬のこの人格はどのようにして養われたのだろうか?江戸に出てからは思想面では桂小五郎、お田鶴が大きな影響を与えている。

    後から考えると倒幕は必然だったと思えるが、その当時の感覚では思いもつかない考えだったというのが新鮮であった。

    身分は世の借り着で、人間いっぴきが大事

  • 読むのは2回目。2回目の方が面白い。

  • 読み物として楽しめる

  • サクサク読めてドキドキして、臨場感を感じられて・・・。

  • 司馬遼作品で一番好きです。

  • 今まで読んでこなかった歴史小説を読もうと思いたち、手始めはやはり司馬遼太郎先生からではないかと手に取りました。激動の幕末の時代背景が、読みやすく、わかりやすく、歴史小説入門にむいています。

  • 竜馬と桂の出会いのシーンが好き。木漏れ日のことを「緑の氾濫」という表現に痺れた。

  • 出だしなのでストーリーとしては、まだそれほど面白くないけれど、司馬遼太郎氏の書き方が凄いと思いました。

  • 生き方が惚れる参考本として紹介されていたので手にとりました。飾らなく前向きで自然と周囲を明るく龍馬はたとえ1割でも真似できたとしても十分他人との接し方に磨きができるかもという思いが。2巻以降も楽しみです。

  • 龍馬19歳〜22さいのエピソード。北辰一刀流の免許皆伝への道、黒船来航。桂さんとの出会いなど、人間味あふれる表現で、龍馬が絵が描かれている。まだ歴史の表舞台前の尊皇攘夷の志士たちは、読んでて清々しい。20160607読了。

  • 司馬遼太郎にはまった最初の本

  • 高校生、大学生の頃何度も読んだ本。ボクが時代小説好きになったとっかかりの本です。久々に読んでみるとやっぱり面白い。

  • 竜馬についての詳細はそこまで知らない。1巻で感じた竜馬像は、権威に媚びない、諜報活動にも才能ありそう、剣の腕は相当なもの。これが後には銃を持ち歩くようになるとは。乱世はまだ始まったばかり、いつグラバーと出会うのか。

  • 時代小説の名作(代表作、入門の一冊)。おもしろいぜよ。

  • 読み始め…10.8.17
    読み終わり…11.3.19  ・・オットの本棚より・・

    レビューは最終巻 8巻に書きました。

  • 歴史小説を最近読むように
    なりましたが、とても楽しいです。

    司馬遼太郎さんが描くと
    風景が浮かぶように物語が進むので
    これから先が楽しみです。

  • 竜馬の偉業
    ◦徳川以下諸侯が各国を治め、人々の帰属意識が藩に集中していた当時、日本人という概念を初めて発掘し体現しようとした。薩摩の西郷、長州の桂といった大物は、雄藩に生まれ、大藩を背負う立場にあったがゆえに藩の利益に重きを置いて諸事動いていた。主家あるを知り、国家あるを知らずという言葉に表される。その点、身分制度と異なる身分への憎悪感の苛烈な土佐に育った竜馬は自然土佐に固執せず目を外に向けていった。
    ◦多くの志士が義をもって論じる一方で、竜馬は実を説いた。義や忠をもって天下は動かないことを知っており、実利をもって日本をまとめていく道を選んだ。遺恨の念が横たわる薩長の間を貿易でつなぎ、株式会社をもって九州を束ねようと考えた。当節でもこの点理解できない人間は多いなかで、異常なほど研ぎ澄まされた感性をもっていたらしい。

  • 坂本竜馬ほんとかっこいい。
    ひきこまれるように読めました。
    長いけど、文章が平易なので、すぐ読めます。

  • 竜馬がゆく全8巻にようやく手を出す。長く積読であった。すばらしくサクサクと読み進められる。
    土佐藩、父八平、兄権平、姉乙女、竜馬、お田鶴さま、江戸、寝待ノ藤兵衛、千葉道場、武市半平太、重太郎、さな子、黒船、信夫左馬之介、お冴、長州藩、桂小五郎

  • 人生で司馬遼太郎の書く坂本龍馬に会えたことの意味はすごく大きい。勿論、坂本龍馬自体すごい人だったのだろうが、司馬遼太郎によって再生された龍馬は本当に魅力あるヒーローで、感動して、影響をうけた。司馬遼太郎さん、本当にありがとう!! an38

  • 高知播磨屋橋出張の時に再読開始した。得月楼で、司牡丹飲んで、離れた部屋で芸者さんたちが播磨屋橋を唄ってたのが竜馬気分を最高潮にした。

  • 活き活きとしたキャラ。
    剣術シーンは燃えよ剣同様すばらしい

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新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)の作品紹介

「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。

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