新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-67)

著者 :
  • 文藝春秋
4.11
  • (1970)
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本棚登録 : 12400
感想 : 1102
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105679

感想・レビュー・書評

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  • お恥ずかしながら初めて読んだ。竜馬の若かりし頃の情景が鮮明に浮かんできて、私自身も何か駆り立てられるような思いになった。
    最初は読み切れるかな、と不安になったが、のめり込んでいくと早かった。

  • 面白く無いわけないのはわかっていたが、長編故、スタートせず本棚に長らくいましたが、疲れ気味の気持ちにムチ打とうと遂に読み始めました。幕末のドラマが正に始まろうという瞬間の龍馬や桂小五郎といった若者、会津の森要蔵などが、人間味持って描かれてます。二巻以降も楽しみ。

  • 登場人物、時代背景の把握が難しかったのでメモをしながら読んだ。

    それにしても面白い。
    坂本龍馬がすぐ隣にいるような臨場感で書かれている。
    早く2が読みたい!

  • 再読。またしても引き込まれるようにして読了しました。私のバイブルとなりつつある本ですが、この本がバイブルとなると生きていくのに労力が増えそうなので踏みとどまっています。

  • 歴史小説は「燃えよ剣」に続き、読むのは2作目。
    竜馬がまだ歴史に登場する前、若かりし頃の剣術修行中のお話ですが、飄々とした人物像に惹きつけられます。聞き慣れない土佐訛りも読んでいて面白い。歴史に疎い為、ちょくちょく単語や人名、地名を検索して調べながらですが…
    歴史に興味を持ち始めたところで、試しに読んでみるかー、と1巻だけ買った古本でしたが、見事にハマりました。この先の展開が歴史的事実としてよりも、物語として気になるので、大長編ですが、読み進めたいと思います。また、ブックオフ行かなければ…

  • 当時の時代感覚をうまく伝わってくる。
    若いうちに読んだ方が良い。場面を想像するなどより楽しめる。

  • 読みやすいですよ

  • 人生のバイブル この本と坂本龍馬に出会わせてくれた母に感謝

  • 幕末について何も知りませんでしたが、わかりやすく読みやすい。

  • 何回目だろうか、また読んでいる。ほぼ、覚えているが、年を重ねて読むと、また新たな発見がある。

    志士ハ溝壑ニアルヲ忘レズ
    勇士ハソノ元ヲウシナウヲ忘レズ
    (天下を救おうとする者は、自分の死体が将来や堀に捨てられて顧みられぬことを常に想像し、勇気ある者は自分の首が切り捨てられることをいつも覚悟している。そういう人物でなければ大事を行うことはできない)

    文明は前進させねばならぬ。おなじ命を捨てる気なら、その方で死ね。

    生死などは取り立てて考えるほどのものではない。ただ、何をするかということだけを思えばよい。世に生を得るは事を成すにあり、と竜馬はいつも思っていた。

    寺田屋を襲われ、材木小屋に逃げ込んだ時に一緒にいた三吉慎蔵は腹を切りましょう、と竜馬に言ったが、竜馬は、まだ、自分にはすることがある、逃げ道があるか、ないかは、天が考えることであり、自分たちはとにかく、逃げることだけに専念すればいい、と言った。切腹というのは、竜馬にとっては馬鹿げたこの国の風習の欠点だと言ったのだ。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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