新装版 竜馬がゆく (5) (文春文庫) (文春文庫 し 1-71)
- 文藝春秋 (1998年10月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167105716
感想・レビュー・書評
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なかなか読み進まない。(2003.6.2HPの日記より)
※2003.5.25読書のすすめから到着
2003.6.2読書中
2003.6.7読了
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世の中はすごい速さで動き始めた。
この上に今の現代はある。
不思議な気持ちになる。 -
勝と竜馬と西郷の関係が奇妙でかつ不思議でかっこいい
段々とおもしろくなってきた -
師弟関係として、勝と竜馬は素敵だ。
幕吏の勝は、日本を想い、立場上難しい事を竜馬に託している。それが海戦技術であったり、船の知識であったり、人脈である。
これと決めた男に託す関係であり、西郷・竜馬になら幕府は倒されても良いと思っている。
こんな関係をいつか誰かと結べたら良いなと思う。 -
司馬遼太郎の長編時代小説の5巻目
幕末の暗いところが印象的であった.
特に池田屋事件・蛤御門の変がこの巻で触れられるが、幕末志士の想いを果たせずして命を落とす姿がとても悲痛であった.
長州藩はこれを機に佐幕論が中心となり、薩摩藩は西郷隆盛が幕府のフィクサーとなり激動という言葉に拍車がかかったように思えた.
竜馬自体も神戸海軍操練所を解体することとなり、株式会社を作る転機となった.各々の幕末志士が世を変えるためにあれやこれや画策する姿、大志を抱いて行動に移す姿に自分もそうできるか?できているかを思わず自問したくなった.おそらく文字通り命懸けで事をなすことはまずないと思うがそれくらいの鬼気迫る思いで行動的になるのはかっこいいし、きっと実現できると思う.見習いたいものである. -
勢いがある
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とうとうよく知る司馬遼節全開と相成りました。
つまり主人公を中心にストーリーが回ることはないということで。やっぱり小説ではないんですよね、このお方の本は。
独自路線ではあります、それがこの作家の最大の魅力でしょう。
竜馬って実在の人物なの?っていう感じがする、繰り返しですが主人公がだんだん傍流になっていくんですから。