鬼平犯科帳 (16) (文春文庫) (文春文庫 い 4-37)

著者 :
  • 文藝春秋
3.98
  • (16)
  • (14)
  • (13)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 189
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167142377

作品紹介・あらすじ

出会茶屋で女賊の裸身をむさぼりつくす同心の狙いは何か-。妻を寝とられた腹いせに放火を企てた船頭が、闇の中、商家へ吸い込まれてゆく黒い影の群れを見た時-。様々な思惑を胸に秘めて、巷にしぶとく生きる悪に鬼平は如何に立ち向うのか?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 影法師、網虫のお吉、白根の万左衛門、火つけ船頭、見張りの糸、霜夜

  • 「火つけ船頭」「見張りの糸」「霜夜」がおもしろかった。
    特に「見張りの糸」がお気に入り。

    平蔵さんの体調が気になる…

  • 2021.11.16 読了

  • 鬼平の健康状態が少し?と不安に。なれど、相変わらずの一家ぶりである。

  • 読了

  • 初の放火魔の話しでした。
    相変わらず面白いです

  • 長編のあとだからか、のどかな調子のところが多かったように思う。
    切ないが……忠吾が和ませます。

    似たような話ばかりだが読み応えがある。放火魔の話、良かった。

  • 歳を重ねていけばいくほど、時を経れば経るほど、人との繋がりが膨らめば膨らむほど、なぜ人は哀しい経験を多くするものなのだろう。鬼平の心が本当に休まる日は、彼の生涯の内にはないのだろう。

  • 「影法師」「網虫のお吉」「白根の万左衛門」「火つけ船」「見張りの糸」「霜夜」

  • おもしろい。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池波正太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×