わたしのグランパ (文春文庫 つ 1-10)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167181116

感想・レビュー・書評

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  • 家族、親戚の誰もが口を閉ざす祖父の話。小学生の珠子は未だ会わざる祖父の正体にあれこれと思いを巡らした。珠子が中学生になったある日、その祖父がなんと刑務所から出所して家に戻ってくることに――。
    正直言って話の展開自体は単純かつ大方読めてしまうのだが、なるほどほろりと涙を誘う良い話である。潔いラストも好感が持てる。近々、映画化されるらしい。
    ☆読売文学賞

  • 一本筋の通った人生を生きるムショ帰りのグランパは、多感な時期を過ごす少女にとってのスーパーヒーロー。暖かな昼下がりのような心地よいストーリーに癒されます。

  • 2011.12.11(日)¥200。
    2012.2.3(金)。

  • 孫娘のために裏で動くグランパは痛快。ただ写真で追いつめるのはやややりすぎかも。ラストはきれいにまとめすぎたような気もするがこれしかないんだろうなと思う。

  • 面白い本で、図書館で借りたその日に読み終わりました。
    危なっかしいけれどまっすぐで、ちょっとハードボイルドですごくかっこいいグランパが周りにいたら面白いだろうな、と思いました。
    グランマがグランパから離れたがっていたのも、すごく気持ちがわかります。

  • こんなおじいちゃんが欲しかった。かっこよす。

  •  筒井康隆を読むようなタイプではないのだが、なぜか手に取った。乱読である。

     ムショ帰りの祖父を迎える中学生の孫娘とその家庭。普通の小説だった。

     雰囲気が東京タワーに似ているかなぁ。可もなく不可もなくかな。時間つぶし程度の作品だと私は感じた。

  • ペースが良くて読みやすかったです。

    グランパも何でもできるスーパーじいちゃんだけど、この孫娘もずいぶん肝が据わった女の子だなぁ。

  • 49/110

  • 面白かった

    グランパが最高にかっこよかった

    でもそれだけじゃない
    中学生から高校生へと移りゆく主人公の成長だとか、愛してるがゆえに側にいられない祖母の心情だとか、読みどころは沢山ある

    映像化すれば面白いのでは

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著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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