新装版 よろずや平四郎活人剣 (下) (文春文庫) (文春文庫 ふ 1-37)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167192372

感想・レビュー・書評

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  • 早苗さんと結ばれてよかったね。

  • 北見の決闘や早苗との再会を経て、改めて道場を旗揚げ、早苗と夫婦になるまでが描かれている。
    長屋の猥雑さ、人間の強かさ、そういったものが淡々と表現されていて読後感も爽やかである。

  • ドラマにもなったよね。

  • 読み終えた後に、人情の温かみがほっこりと心に残る本です。

    浪人 神名平四郎はよろずもめごとの仲裁を生業とし、
    武士や町人など様々な人々の悩みを解決していきます。

    平四郎や依頼人など、全ての登場人物がかもし出す人間臭さに
    野暮ったさを感じる反面、愛着を抱いてしまうのは、自分以外の
    誰かを思いやる人々の心の優しさが伝わってくるからでしょう。

    剣の名手である平四郎は仲裁業を営む一方、旗本である
    実家の兄に借り出され、天保年間の政治闘争に巻き込まれて
    しまいます。

    敵と剣を交える下りは痛快でスカッとします。

    とにかく、本全体を包む情の温かさに心和らぎました。

  • 世の中金でござる

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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