ウィンター・ムーン 上 (文春文庫 ク 5-9)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167309589

作品紹介・あらすじ

LA市警の警官ジャックは、ガソリンスタンドへ滑りこむレクサスの美しいボディを見るともなく眺めた。いい車だな。が、死神はそのレクサスに乗っていたのだ。白昼の乱射事件。阿鼻叫喚。ジャックは犯人とおぼしき男を夢中で撃った。市民の味方。"天使の街"の英雄。が、彼の入院中、妻と幼い息子の身には思いがけないことが…。

感想・レビュー・書評

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  • クーンツがベストセラー作家として確立されているだけに、ストーリーが定型化しすぎていると痛感させられた。映画にすれば各々の登場人物の演じる俳優のイメージが固定化される思いもした。
    導入部はいつもながら物凄い。いきなりクライマックスを迎える。
    それから膨らむ主人公の周囲を取り巻くエピソードも興味深く、これを貫けばある意味、小説の大家としての地位も確立できるであろうと思うのだが、やっぱりクーンツは怪物や宇宙人が好きなんですねぇ~!得体の知れない怪物の話は今までになく幻想的で想像力膨らむが、無敵度を強くしすぎたせいか、最後の対決は何ともしぼんだ内容になっている。
    ここがいつもながら作家としての脆弱さを露呈させているのだ。ベストセラー作家というのが必ずしも良い意味に採られない典型でしょう。
    (下巻の感想に続く)

  • クーンツでこんなにつまらないのは読んだことがない。下巻に期待。

  • <贈り主>はやってきた。凍てつく月の扉の向こうから…。といった惹句が似合いそうなホラー物。でもあまり怖くないのはクーンツのものだからか。

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