ハリセンボンの逆襲 (文春文庫 し 9-24)

著者 :
  • 文藝春秋
3.08
  • (0)
  • (5)
  • (33)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 109
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167334246

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2000年のころのエッセイ。
    当時の筆者の生活ぶりがうかがえる。

  • 週刊文春のコラムをまとめたもの。2000年から2001年にかけてなので、ちょっと懐かしい記事もあり。
    色々な本の感想もあって、興味をひかれました。

  • 文春連載のエッセイ集が実家に転がっていたので拾ってきて読んだら2000年シドニーオリンピックの頃に書かれたもので10年前〜懐かしい出来事の数々。安定して面白い。ときどきびろうな話がリアルに描かれていて戦慄。旅先のことを率直に書いたら苦情めいた手紙が届いて辟易した、というようなことも、椎名さんが書くとサラリと読めるのはお人柄というか文体柄というか。おなじみ沢野ひとしさんの独特のイラストも楽しい。

  • 椎名誠さんのエッセイはこれを含めその時の椎名誠さんの状態を知る、とても有効な手段だと思う。
    良い時間を送っていたのだなぁと思いました。

  • こういう本はなんという分類に入るのか私にはわからないが、とにかくおもしろいことはよくわかった。
    淡々と著者のある日の出来事について書かれているが、他人の日記をのぞき見ているというには短編小説を読んでいるような感覚の方が強い。挿絵というには多すぎると思えるほどの絵も独特で面白い。タイトルがハリセンボンの逆襲だが、ハリセンボンの話はあとがきにしか書いていない。むしろあとがきそのものがハリセンボンの逆襲のような気さえしてくる。著者のセンスが光っている。

  • 「あ〜、仕事もうやだー、旅に出てぇ〜」とか思ったので、ここで椎名分を投入しようと購入。

  • 旨そう話だとか,旅話だとかが椎名誠の独特のとぼけ味の中で展開されていて,いやこれは読んだら愉しいなあ,という風にゆったりと読める本だった.

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×