- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167334246
感想・レビュー・書評
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2000年のころのエッセイ。
当時の筆者の生活ぶりがうかがえる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
週刊文春のコラムをまとめたもの。2000年から2001年にかけてなので、ちょっと懐かしい記事もあり。
色々な本の感想もあって、興味をひかれました。 -
文春連載のエッセイ集が実家に転がっていたので拾ってきて読んだら2000年シドニーオリンピックの頃に書かれたもので10年前〜懐かしい出来事の数々。安定して面白い。ときどきびろうな話がリアルに描かれていて戦慄。旅先のことを率直に書いたら苦情めいた手紙が届いて辟易した、というようなことも、椎名さんが書くとサラリと読めるのはお人柄というか文体柄というか。おなじみ沢野ひとしさんの独特のイラストも楽しい。
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椎名誠さんのエッセイはこれを含めその時の椎名誠さんの状態を知る、とても有効な手段だと思う。
良い時間を送っていたのだなぁと思いました。 -
こういう本はなんという分類に入るのか私にはわからないが、とにかくおもしろいことはよくわかった。
淡々と著者のある日の出来事について書かれているが、他人の日記をのぞき見ているというには短編小説を読んでいるような感覚の方が強い。挿絵というには多すぎると思えるほどの絵も独特で面白い。タイトルがハリセンボンの逆襲だが、ハリセンボンの話はあとがきにしか書いていない。むしろあとがきそのものがハリセンボンの逆襲のような気さえしてくる。著者のセンスが光っている。 -
「あ〜、仕事もうやだー、旅に出てぇ〜」とか思ったので、ここで椎名分を投入しようと購入。
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旨そう話だとか,旅話だとかが椎名誠の独特のとぼけ味の中で展開されていて,いやこれは読んだら愉しいなあ,という風にゆったりと読める本だった.