陽炎の (文春文庫 ふ 19-1)

著者 :
  • 文藝春秋
3.05
  • (1)
  • (1)
  • (15)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 54
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167458010

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 短編集。呉服店の営業マンがクビになって壊れてく話。いかにも、藤沢氏らしい。

  • 【海で何をしていた?】

    藤沢周をなぜ集めてしまうのか。
    それは1つの謎謎謎。僕は誰なんだろう。
    藤沢周の作品が良いと思ったことはないのに、小さなノスタルジーに焦がれて集めてしまう。僕は心の浮浪者だ。

    藤沢氏の作品の乾いた空気はなんだろう。いつも他人行儀でなじめない。いつも次は買わないと思っているのに、なぜか手にとってしまう。貴方にもそんな本がないだろうか?

  • 表題作は良い。じりじりとした焦燥感を淡々と描くのがうまいね、この方は。あとの三作はちょっと読んでて上滑りしたなあ。

  • 06037

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1959年新潟生まれ
書評紙編集者を経て93年「ゾーンを左に曲がれ」で作家デビュー。98年「ブエノスアイレス午前零時」で119回芥川賞受賞。著書『サイゴン・ピックアップ』『オレンジ・アンド・タール』『箱崎ジャンクション』『雨月』『さだめ』『幻夢』『心中抄』『キルリアン』『波羅蜜』『武曲』『武蔵無常』『サラバンド・サラバンダ』小説以外に『安吾のことば』など

「2020年 『言葉である。人間である。 読書術極意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤沢周の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×