河童のスケッチブック (文春文庫 せ 4-6)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167535063

感想・レビュー・書評

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  • この本は、文庫本を横にして縦に開くスタイル。それでけで河童さんらしくて思わずニヤリと笑ってしまう。さらに、河童さんの細部までの細やかなスケッチの裏話として、アシスタントも音をあげるこだわりぶりに、周りの人は大変だろうなぁと思ってしまった。この本を読んで我が家でもピエンローを作るようになった。うまうま。

  • エッセイとイラストが楽しい本です。このシリーズは読んでいて旅行に行きたくなる。

  • 古書店で購入。サイン入り。

  • 台湾翻訳版で読んだ。

    中国語の翻訳も生き生きとしてて妹尾さんの魅力がよく伝わってるけれど、日本語のでも読んでみたかった。
    今度はほかのシリーズ(?)を日本語で読んでみようかな。

  •  スケッチが楽しい。一粒で二度おいしいというか、軽快な文章を読んで、それからじっくりとスケッチを見ると、とても楽しい。後書きにも書いてあるけど、どうでもいいようなことにこだわってしまうあたりが、また面白い。
     「遊び」だからこそこだわれる。もちろんプロの人がやっていることを「遊び」というのはとんでもない話なのだけど、そうとしか言いようがないものがある。その部分が魅力なのだろう。一歩間違えればただのレポートになりそうな企画が、すぐれた文明批判にまでなっているのは、そのような精神が、すべてに行き届いているからだと思う。
     少なくとも、世界各国の「ねずみ取り」や「鍵」をあつめている姿は、とってもかわいいと思う。

  • 2009/
    2009/

    ニコ生

  • なぜ河童さんの好奇心はとどまることを知らないのか…。本書が刊行されたときはもうとっくに還暦を過ぎているはずなのに、文体もその精神も若々しすぎます。理想の年の取りかたが魅力的です。年齢に比例してスケッチブックの構成も洗練されているような気がする…。

    文庫本は、縦開きで非常に読みにくいです(笑)。

  • 雑多だけど面白い。
    たぶん雑多なのはテーマで、見方には筋が通ってる。
    緻密な絵

  • 河童さんの著書の中でもお気に入りの1冊。

    冬場のピエンローは、我が家の定番となり
    何度となく作りました。

    毎度のことながら、緻密な絵には驚かされます。

  • 楽しい。河童さんの本はついコレクションしてしまう。
    ちなみにこの一番裏ページについてる韓国の白菜鍋、冬になるとしょっちゅうつくっています。

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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