- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167656027
感想・レビュー・書評
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久々に1冊本を読んでよかったな〜って思った!
死後も名医にかかれ
その通り。死んでも死者の声に耳を傾け尊厳を大事にする姿勢とか死者の声が今を生きているものに活かされるのね。
死体は語るタイトルもすごく好き -
いかんせん事例が古すぎました。
監察医業界?の本質はほぼおんなじだと思いますが。
刊行当初に読んでたらハマるほど面白かったと思います。
唯物史観っぼい感じがしました。うまく説明できませんが。 -
私には物足りず、
文書の書き方も読んでいてピンときませんでした。
個人の感想です。2022/1/18 -
面白かったが、いかんせん情報が古い。文中の有名な事件も今となっては大昔の出来事で、知らない人も多いかもしれない。続編も出版されているようなのでそちらを読みたい。
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法医学って、監察医って、なぁに?という状況でも読めるエッセイ集。
やたらと冗長というか、何回も監察医の説明をしてくれるし、同じエピソードが何度か登場してくる。同じような記述もたびたび出てくる。
それもそのはず、もともとはコラム形式の短文だったものをまとめ直したらしい。最後の後書きにその旨が書かれていてなるほど、と納得した。
死者の人権、というものを考えたことがなかったので、死んだ後も名医に罹るべきというのは目から鱗だった。
非常に丁寧に死者の声を聞き、事件の真相への糸口を見つける著者さんですが、その仕事に対する姿勢は冷酷冷淡かと思うとそうではなく、「死者は生きている」と締め括る一文がありました。
既に心臓の止まったかつての生者(今は死者)に対して、こんなに難しいことをあれこれと思考して解剖してきた人が死者は生きていると熱く語るのは、なんていうか矛盾を感じて、人間とは面白い生き物だなと感じました。
私も死んだ時に対話する相手はこのような医者であってほしいと願います。 -
どんなに誤魔化そうとしても、物言わぬ死体は背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。変死体を扱って30余年の元監察医が綴るミステリアスな事件。法医学の入門書、バイブルとなった大ベストセラー。
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