ミッドナイトイーグル (文春文庫 た 50-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167656607

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったけど、なんか人が沢山簡単に倒れていって現実味がなさすぎる。読み物としては面白い?かなー

  • 映画化されたものを見たことがある気がする。
    何もかもなかったことになって終わりになったが、あれだけ派手に争って雪が溶けたら全て跡が消え去るというのはちょっと無理がありすぎるのでは。

  • 映画にもなったミッドナイトイーグル。映画を見てから、本も読んでみようと手に取った。映画とは違うところがいくつもあり楽しめた。しかし、映画のほうがよかったかな、と思うところが多かった。(落合の印象がかなり違う)

    (本でも、映画でも、先に見てしまうとそれのイメージが残るため、後から見るほうが圧倒的に不利だと思うが・・)

    雪山モノ+ミステリー要素がけっこう好きなので、一気に読むことができた。

  • すらすら読めた事を記憶している

  • (要チラ見!)/文庫

  • 黒部などを舞台とした作品です。

  • 面白かった。
    やっぱりこういう大雑把に無理やり進んで行く、ハードボイルド的なストーリーは好きだなぁ。序盤はネガティブモードの主人公だが・・・。
    元戦場カメラマンとはいえ、軍隊顔負けの超人的な主人公は突っ込みどころ満載なんだけども、まぁ、いいです。がんがん、進んでくれれば気にしないことにします。(こんなだから、本格推理なんていうのがだめなんだろうな。。自分の大雑把な性格が好みに現れすぎ)

    でも、こんなストーリー書いて大丈夫だったんだろうか。。米空軍が核搭載のステルス爆撃機を秘密裏に日本上空を飛ばしてたとか、目的地は北のあの国だったりとか、その国の秘密工作員が米軍基地に忍び込んで爆弾仕掛けたとか、核爆弾を横取りしようと山中で日米と北の工作員が戦闘とか、黒幕がお隣のあのお国だったとか。。。もう、いくら小説とはいえ、大丈夫なん?と不安になりました。

    ありえなーい!とは思いつつも、知らないだけで、実は???とか思ってみたり。とてもわくわくしながら読み進めました。

    かなり土派手なストーリーだったけど、ラストのお別れのシーンは涙。。やっぱみんな、死んじゃうのーーーー。

    んー、でも小説だから、ありえない状況も自分の想像力でぐいぐいと読み進めたけれども、これを映像化するとなるとかなり難しかったんじゃないだろうか。。結局地上波で放送された映画は見なかったけれども、見たらがっかりした予感が。。

    とにかく、突っ込みながらも楽しめました。(楽しみ方が間違っている気がしないでもない

  • ストーリーは良いと思うんだけど、山場を山場と感じない平坦さは文章のせいなんだろうか。冬山の描写は寒さを感じてしまうほど長い、しつこい、ずっと寒い。

  • 冬の北アルプスを舞台にしたサスペンス。主人公、西崎勇次のいる雪山での描写ばかりでなく、東京の松永慶子を描くことで、雪山での自然の過酷な描写がより活かされているように思います。2時間で収まるかどうかは別として、事態が明らかになるにつれ2人の接点が見えていくという演出は、映画化には良かったのでしょうね。事件の最後の収拾は?な部分もありますが、ラストシーンを見ると、「この方法しかないか・・」と妙に納得してしまいました。本の厚さの割りに読みやすいので、良いと思いますよ。

  • 個人的にこういう冒険物は、すらすらっと読めるので、なんとなく気分が乗らないときに最適。それだけでなく、この作品は、面白いと思います。少なくとも、ホワイトアウトが好きな方にはオススメできます。

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著者プロフィール

一九四九年、岡山県玉野市生まれ。九四年「メルト・ダウン」で第1回小説現代推理新人賞、九九年「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞。他に『ダーティー・ユー』『ミッドナイトイーグル』『M8』『TSUNAMI津波』『東京大洪水』『風をつかまえて』『乱神』『衆愚の果て』『首都感染』『首都崩壊』『富士山噴火』『日本核武装』『神童』『ハリケーン』『官邸襲撃』『紅い砂』『決戦は日曜日』など著書多数

「2022年 『落葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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