最後の聖戦!? (文春文庫 な 41-7)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167658076

感想・レビュー・書評

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  • ここまであけっぴろげに書くんだと思った。
    通常知られなくないだろう事もかいてる、
    文章もわかりやすい。
    整形かぁ、皮膚は確かにリフトアップしてみたい!

  • まだ整形、豊胸手術の時代で、暗さは少なめ。この人の「私って変わってるでしょ、だって整形したあとの顔の皮なんて食べたいとか思っちゃうんだもの。こんな人他にいないわよねぇー」っていうものの書き方がずっとキライだったんだけど、それでも臭いものを何度も嗅いでしまう感覚で手に取ってしまう、読みやすさとキャッチーさ。努力と才能があるんだろうなあ。

  • 中村うさぎシリーズ 買い物談義の時の方が面白かったなぁ。案外この人真面目です。
    作品の紹介
    ホストにハマり、1年間で1500万円つぎ込んだかと思えば、プチ整形に魅せられ、女優顔に変身した女王様。その後も顔面工事は着々と進行し、こりない女王は「豊胸」への険しい道を突き進むことに。好評シリーズもついに完結、今、女王様の最後の聖戦が始まる―。巻末にタカナシクリニック院長との語りおろし「整形」対談付き。

  • 【図書館】
    なんか軽いエッセイでも・・・と思って借りてみた。重かった…
    自分の体を張って、顔も張って、大金をつぎ込んで、何かを掴もうと挑戦し続けている。
    時々自分を笑い飛ばそう、受けようとしても、壮絶な感じがして笑えない…
    作家でさえなかったらここまで出来るのだろうか。いや、作家になってしまったからこうしなくては居られなかったのだろうか。
    残念ながら、この作者の今後を見届ける気にはならなかった。検討を祈ってます。

  • 彼女の体の張りっぷりはハンパじゃない。

  • W☆LFオススメ第二段。女王の軌跡です。

    今回のは、前のに比べて読みやすかったし勉強になった。何か哲学的な考えとか社会学的な考えとか、感心することとかあったし。精子バンクとか、近い将来なってそう。何か星新一みたいな短編かけそう。この人の話を元にしてw

    それにしても、文芸書評家ルネ・ジラールが出てきたことに驚いた。社会学者じゃないのその人?卒論で調べてた最中だから何とタイムリー(と言ってもこの本3年以上前の話だけど)。恐るべし中村うさぎ。

  • 主に整形の話。
    ネットで当時の女性セブンの記事画像を発見したけど、ほんとにすごい・・・。
    この文庫では巻末に執刀医(でいいのかな?)との特別対談が載っていて、著者の写真も載っています。

  • 今日も楽しく整形を。

    のっけから、そちらの話。
    する気はまったくなくても、どういう手術をするのか
    非常に楽しく読めました。
    麻酔、案外自白剤状態なのだな、という
    使えない知識も手に入れました(笑)

    競馬も恐ろしいですが。
    大金を手に入れて、進むか止めるか。
    これもまた、悩むところ。

  • 2008.10.4
    中村うさぎの豊胸や整形の話。
    人は外見なのか内面なのか。みんなの顔が整ってしまったら本当に内面勝負の世界になってしまって、それこそ人間の欲望が溢れてしまうみたいな。

  • 中村うさぎの世界は、私にとって異世界。
    入ってみたいけど一生無縁なんだろうな。

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著者プロフィール

1958年2月27日生まれ。
エッセイスト。福岡県出身。
同志社大学 文学部英文学科卒業。
1991年ライトノベルでデビュー。
以後、エッセイストとして、買い物依存症やホストクラブ通い、美容整形、デリヘル勤務などの体験を書く。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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