新装版 世に棲む日日 (4) (文春文庫) (文春文庫 し 1-108)
- 文藝春秋 (2003年4月10日発売)
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感想 : 227件
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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167663094
感想・レビュー・書評
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吉田松蔭寅次郎とその弟子、高杉晋作の話。この本を読むまでは二人とも教科書に出てくる歴史上の偉人(実際に何をした人かは知らないが。)というくらいしか知らなかったが、この本ではかなり等身大の人物像が書かれているように思える。その分、ホントにそんなにスゴいの?と思ってしまう。吉田松蔭は極端な直情的な性格で身近にいたらかなりウザいだろうな。高杉晋作は適当な理由で藩から金を引き出し、結局派手な芸者遊びや遊蕩に使ってしまう。こんな輩が勤王思想を打ち立て倒幕の立役者になっていく。ある意味面白いかも。
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うーん。歴史の教科書のような感覚で結局最後まで入り込めなかった。
高杉晋作に好感が持てなかったです。