新装版 世に棲む日日 (4) (文春文庫) (文春文庫 し 1-108)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167663094

感想・レビュー・書評

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  • 吉田松蔭寅次郎とその弟子、高杉晋作の話。この本を読むまでは二人とも教科書に出てくる歴史上の偉人(実際に何をした人かは知らないが。)というくらいしか知らなかったが、この本ではかなり等身大の人物像が書かれているように思える。その分、ホントにそんなにスゴいの?と思ってしまう。吉田松蔭は極端な直情的な性格で身近にいたらかなりウザいだろうな。高杉晋作は適当な理由で藩から金を引き出し、結局派手な芸者遊びや遊蕩に使ってしまう。こんな輩が勤王思想を打ち立て倒幕の立役者になっていく。ある意味面白いかも。

  • うーん。歴史の教科書のような感覚で結局最後まで入り込めなかった。
    高杉晋作に好感が持てなかったです。

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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