季節風 秋 (文春文庫 し 38-12)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167669126

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  • 春や夏ほどは泣かなかった。

  • 季節風 春、夏に続いて3冊目。
    「オニババと三人の盗賊」が印象に残っている、個人店も淘汰されていく時代なのかなあ、でもいつまでもあって欲しいからきちんと足を運ばないと、と考えちゃった

  • 季節風シリーズ

  • 何故か何回も寝落ちしてしまって繰り返し聞いた部分の多かった本。息子が不良でおやじ狩りに合ってしまう、秘密基地の話、どうもなんとなくしっくりこなくて???ってなった。どんな感情になるべきなのかわからない話もあるけどそれもまた自分の気持ちに正直になることだからいいとしよう。

  • 秋の夕暮れに読みたくなる12編。
    重松さんの著作はまだ短編集しか読んだことがないのだけれど、どれも沁みます。
    好きな話を3つ挙げるとするなら「サンマの煙」「キンモクセイ」「ウイニングボール」。
    しんみり切なさと苦さが残りつつ、すーっと冷たい風が宥めてくれるような雰囲気が良かった。

  • 2018年11月6日読了。
    2018年81冊目。

  • このシリーズは冬から始まり、春、夏、秋と続いてきました。本作で完結です。

    今回も、重松氏の魅力がたっぷり詰まった内容となっています。
    優しくて暖かくてノスタルジーを感じさせる、本当に“らしい”作品ですね。
    ちょっとカッコ悪くたっていいじゃん!
    おじさん達にエールを送りたくなること請け合いです。

  •  重松さんの本に出てくる人たちはみんな温かいなあ。

     相手の事情に深入りしないというのも,優しさになることがある。

  • 短編集。

    じわっと心を暖めてくれるような、そっと頬を撫でてくれるような。

    「少しだけ欠けた月」が一番お気に入り。
    過去の自分と重ね合わせちゃうからかな。心の奥がきゅっとなる。
    眼科で読んでて涙をこらえるのが大変だった。

    「おばあちゃんのギンナン」も。
    学生時代や社会人1年目の頃、母が荷物を送ってくれてたなあ。
    こんな思いで荷物詰め込んでたのかなって。

    どの物語も好きだ!
    重松清さん本当に大好きだ!
    この本、今まで読んできた中で一番好きかも。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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