史上最年少ヨット単独無寄港世界一周 七つの海を越えて (文春文庫 し 41-1)
- 文藝春秋 (2004年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167679132
作品紹介・あらすじ
ヨットで世界一周するんだ-鞄一つで家を飛び出し、師匠のアパートに転がり込んだ二十歳の青春。造船所で修業に励み、スポンサー集めに奔走した日々。「金なし、人脈なし、実績なし」の青年が、二度の挫折を乗り越え、奇跡の世界一周を成し遂げる。荒ぶる大海原との激闘を記録した感動の176日3時間59分47秒。
感想・レビュー・書評
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青春だな
頭のいいすばらしい方だ
カジキにはよくコバンザメがくっついていた。中略。どこにでもくっつくので、僕たちは面白がってヘルメットにチョンマゲのように付けて遊んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
水産高校の純朴なセーネンだった白石康次郎氏の世界一周冒険記。冒険記と、それまでのエピソードや師匠との出会い、師匠の死などの物語が挿入される。
旅をしながら読んだため、しみ込むように入ってきた。氏の素朴だが真っ直ぐな人柄が伝わってくる良い冒険記だと思う。 -
お金も人脈も実績もない人が、想い だけで夢を実現させていくさまは勇気をもらえる。”荒ぶる大海原、雑念を解き放ち精神を集中させ判断する””目を開けているのか閉じているのかわからない暗闇”自分との闘いである様子が心に響いた。
「こんな感じ」で作る船が最適な船になることも、センスがいいことと経験が合体すると理論や計算を上回る!?
冒険家と看護師の対比は距離を感じる分、刺激を受ける。 -
読むと、1年くらい放浪の旅に出たくなる。
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諦めない。
まず行動することで周りがついてくる。
2010.06.19.読了 -
ヨットに乗りたくなる。
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リアリティーある日記。とにかく一人でなんでもやるということの難しさとは…。