石の猿 上 (文春文庫 テ 11-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705572

感想・レビュー・書評

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  • 2013/05/01読了

  • 今度は蛇頭ですかぁ~

    毎回驚くけど、作者はよく調べるんですね。

    中身も面白いけど、そっちに感心してしまいます。

    今回はいろんな映画のシーンが浮かんできて、よりリアルに読み進みました。

    毎回のことだけど、ハラハラドキドキ

    上巻のラストでは、狙われたのはやっぱり~って、早く下巻を読まないと。

    でも、私ったらリンカーン・ライムシリーズ逆読してるので、彼が無事なのはわかってるから安心ですが(笑)

    でも、本当に面白くて、昔のCMじゃないけど「止められない、止まらない」です。

  • こ、こんなに続きを欲させる前半の閉じ方。。早く下巻を‼

  • リンカーン・ライム4作品目は中国からの密航者のサバイバルゲーム。

    極悪非道の蛇頭ゴーストは、
    沈没船から逃走した密航者達を抹殺すべく追い詰める。

    ライムとサックスは一家を救うことは出来るのか。

  • 〈リンカーン・ライム〉シリーズ第4弾
    冷血の殺し屋”ゴースト”を追え――
    移民たちが奴に殺される前に。

    今回冒頭では、なにやら中国からアメリカへ密入国しようとしている船の描写から始まる。
    その密航船が沿岸警備隊に見つかる。
    指揮を執るのはリンカーン・ライム。
    ところが密航船に乗り込んでいた国際手配中の犯罪組織の大物”ゴースト”は自ら船を沈めることで難局を逃れる。
    密航者たちも身を隠すように逃走した。
    自らの正体を知ったゴーストは執念深く、密航者たちの抹殺を目論む。
    自分の落ち度を省みて、犯罪者を法の裁きを受けさせることを誓うライムだった。

    上巻は、密航者の内のチャン一家以外に接触する模様を描く。
    ジョン・ソン医師の話に惹かれるサックスと、やきもちを焼くライム。
    密航者に紛れてゴーストを追っていた青年刑事ソニー・リーの、中国人独特の感覚に先を越されて苛立つライム。
    しかしながら残された証拠から見出された推理は今回も圧巻のもの。
    最後の場面では、身内のおとり捜査官フレッド・デルレイの身に危機が訪れる。
    緊張感を伴ったまま下巻へ。

    ミステリ:☆☆☆☆
    ストーリー:☆☆☆☆
    人物:☆☆☆☆☆
    読みやすさ:☆☆☆☆☆

  • リンカーン・ライムシリーズの四作目。

    中国からの密入国を手配する蛇頭の船を水際で捕らえようとするが失敗する。

    追われる事に気付いた蛇頭は、船を爆破し自分だけ嵐の中を救命ボートで脱出し上陸。

    大多数の密入国者は船と一緒に沈むが、何人かはもうひとつの救命ボートで脱出。

    一応目的は果たすものの、上陸後、蛇頭は彼らに証言されると困るので、全員殺そうとする。

    ライムは微小な証拠から推理し密入国者を助けるべく、彼らの居所を探す。

    読み進めていき、残りページは少ないのに、どうやって収めるんだよ~と、心配だったがちゃんとまとまった。

    両者の騙し合いはもとより、ライムの皮肉たっぷりのコメントが、相変わらず面白い。

  • 上巻の途中まではなかなか読み進まなかったが、一度はまったあとはすぐに読みきってしまった。

    最後の謎解きのパートでいまいちよくわからない部分もあったけど、全体的に読みやすく面白かった。

    10年くらい前の作品だけど、密入国の状況は変わってないのだろうか?

  • リンカーン・ライムシリーズ4作目。スリリングな展開もドキドキだけど、リンカーンがずっと焼きもちやいてて可愛いのもドキドキです(笑)ツンデレおっさんめ(笑)

  • 極悪非道の蛇頭ゴーストとライムの対決を描くシリーズ4作目。とにかく、面白く、一気に上巻を読んだ。チャイナタウンの情景、密航者たちの事情、サックスの内面の描写が作品に奥行を与えている。登場人物のリストは、少しネタばれを含むので、要注意。

  • リンカーン・ライムシリーズ

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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