- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167717469
感想・レビュー・書評
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短編集。1つ目を読んだ時は普通の話かと思ったが、2つ目からはやはり長野まゆみの世界観だった。
一つ一つが短いので、すぐに読める。この人の書くお話は、普通には起こり得ない話でも、実際にある話のように読めるのが不思議。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これなんてBL……。そういうのは苦手なんだとわかりました。『あめふらし』の元の短編はよかった。
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2024/03/25-03/27
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この薄さで 14 編も書かれているのに、内容は濃いぐらい。ただ、一部(?)、展開とか筋書きが理解できない。
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BLが嫌だというわけではない。不自然で上っ面な感じがする。
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「怪しい」のか「妖しい」のか。
奇妙で、ちょっと不気味。艶めかしかったり、そこはかとなく哀しかったりおかしかったり。
ここよりほんの少し湿気のあるどこかに連れていかれたような感覚。
ひとつの世界が形作られているような、不思議な味わいの14の短編。 -
異界や夢の中の場面も出てくる不思議系の短編集。共通して描かれているのは男子学生を主体にしたボーイズラブの世界。最初の作品だけかと思ったが、読めども読めども、これでもかというBLのオンパレード。貝殻細工の小箱、薬の配置販売、朝顔市、骨董商、雨漏り診断士など、ユニークな素材が盛り込まれているが、行き着くところはBL話。自分に馴染む本ではなかった。
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読みやすい短編集。どれも不思議な話でまさに著者の言うとおり「あれはなんだったんだ」だが、そこが好きなところ。
BL色は強め。というか耽美! -
これまた先生の作品の中ではボーイズラブ色が強い一冊。
好き嫌い別れそうではあるけれど、刺さる人には深々刺さる。私のように。