イタリア的恋愛のススメ シモネッタのデカメロン (文春文庫 た 56-2)
- 文藝春秋 (2008年2月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167717643
感想・レビュー・書評
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2010年12月25日購入
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まぁまぁ普通。
シモネッタだしデカメロンだしイタリアだし、でエロス系な話が中心であります。それはそれでオモシロい。
ただはやり同じような『通訳でのこんな出来事』本としては米原万里さんが好き。
ところどころ米原さんの方にも出てくる田丸さんなだけに、仲いんだろうなとは思っていたがあとがきに泣いた。 -
・ブックカバーを付けて電車で隣の人にチラ読みされないかどきどきしながら読む本
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イタリア人って激しいね〜。私はだめかも。でも、友人のイタリア人彼氏はめっちゃ草食系だけどね。ま、人によりますね。
イタリア人や日本人のエッチで明るい恋愛話の後に、著者の友人であった米原万里さんとの対談が掲載されてます。2人の仲の良さがよくわかります。万里さんの急逝が残念です。 -
イタリア男は女性を口説くのが礼儀だと考えている。なんて話は耳にしたことがあったが冗談だろうと思っていた。どうやら本当のようですね。
イタリア人に生まれたかった。 -
父の本棚でたまたま見つけて、イタリア旅行のお供にした。
イタリア語通訳である田丸さんが出会った、
とにかくモテるイタリア男の嘘のようなほんとの話が盛りだくさん。
田丸さんの文章がユーモアたっぷりで面白いです。 -
あっぱれイタリア男!笑って笑って…でも最後に泣かされた。文庫版あとがき「万里と私の最後の一年」に米原万里さんのことが書かれている。万里さんはいつも田丸さんのそばにいるのだなあ。
(米原万里さんからたどってこの本にたどり着いた者としての感想でした。) -
タイトルからして、「どうなのかしら」と思いますから(^^;、カバーをかけて持ち歩いていましたが、それでも電車の中で読みながら、何度本を閉じたことでしょうか。 別にとなりの方がのぞきこんでくるワケではないのですが、それでもちらりとページが見えてしまったら、拾い読みした単語だけでも、ちょっと???と思いたくなってしまう、そんな本でした。
それはともかく、作者の田丸さんは、才能豊かな、魅力的な方だとおもいます。
本の構成も、各章のはじめに、思わずクスリと笑ってしまう小話がはさんであって、楽しめました。
それにしても、イタリア滞在の前に、この本に出会っていたら!
滞在中、いろいろびっくりすることがあって、思い悩まずに済んだのに、とおもいます。
これからイタリアにいらっしゃる方、とくに若いお嬢さんたちは、必読です。
日本とイタリア、男性も天と地ほど違いますから。