秀吉の枷 中 (文春文庫 か 39-4)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167754044

感想・レビュー・書評

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  • めずらしく上巻から続けて読んでしまいました。
    (いつもは別の本を間に挟んで読んでいます。)

    今回は山崎の合戦から九州征伐までが描かれています。

    案の定(感想を上巻と続けて書いているので信ぴょう性は
    ないかもしれませんが)、信長の遺体の鍵は徳川が握っているようです。
    光秀の首の真偽も不明なまま、話が続きます。
    下巻でどのようにつながっていくのか、続きが楽しみです。
    (今下巻を読書中)

    ※明智左馬助とは、どなた?
     別冊「明智左馬助の恋」も繋がっているような気がします・・・。

  • 本能寺の変後から九州平定まで。

    権力をつけていくにつれて、段々と秀吉が変わっていく。下巻へのつなぎのようで、今ひとつ。

  • 感想は下巻で。

  • 清洲会議らへんから九州平定まで。半兵衛が言ってたこと破りまくり。殺戮は嫌だとか言って信長を蔑んでたくせに…。

  • 中巻
    本能寺の変から、九州討伐終了まで
    信長の影に怯える秀吉?
    と跡継ぎ問題(嫡子を早く作る)がメイン?
    特に面白みはない

  • 平成24年6月12日読了。

  • 小説というより、ちょっと味付け濃いめの伝記っぽくなってきたな。

  • 信長の死から天下取りへ万進する秀吉。
    その裏で、信長の死の真相がばれるのに焦ったり、子作りに躍起になったりと、人間らしさがにじみでた心理状況が楽しい。
    後半に出てくる立花統虎が実にすがすがしい。

  • 次々と立ちふさがる敵を打ち砕く秀吉、ただ信長の死の闇の部分を巡って思わぬ事態が発生する。

  • 本能寺の抜け穴を塞いで信長殺しに密かに加担した秀吉の心の動きと子を成すことに必死の秀吉と、かけ離れた心の動きが読んでいて面白かった。
    次巻でどう落ちをつけるのかが楽しみ。

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著者プロフィール

加藤 廣(かとう ひろし)
1930年6月27日- 2018年4月7日
東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、中小企業金融公庫(現日本政策金融公庫)に勤務し、調査部長などを歴任。山一証券経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師を経て経営コンサルタントとして独立し、ビジネス書執筆や講演活動を行う。
50歳頃から、人生を結晶させたものを残したいと考えるようになり、歴史関係の資料類を収集。2005年、『信長の棺』で作家デビュー。当時の小泉純一郎首相の愛読書との報道があって一気にベストセラーになり、高齢新人作家としても話題になった。のちに大阪経済大学経営学部客員教授も務めた。
『秀吉の枷』『明智左馬助の恋』を著し、『信長の棺』を含めて本能寺3部作と称される。ほか『水軍遙かなり』、『利休の闇』。その一方で『戦国武将の辞世 遺言に秘められた真実』、『意にかなう人生 心と懐を豊かにする16講』など歴史エッセイや教養書も刊行を続けていた。

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