武士道セブンティーン (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 433
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167780036

感想・レビュー・書評

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  • 2人の関係が、前作とは変化しているのが嬉しい。
    互いに、武士道とは…を考えて悩み、また一歩進んで。

    早苗ちゃんの決意には、私も泣いてしまった。

  • 2022/02/13
    磯山香織と西荻(甲本、河本)早苗の高校2年生時代を描いた、武士道シックスティーンの続編。
    磯山香織は東松学園の中核選手としてバリバリに活躍して自分の剣道に邁進している一方で、今回の話では、早苗の方が色々と壁にぶつかる。
    転校先の福岡南高校の「勝つためには何でもしていく」という勝利至上主義に近い剣道に対して疑問を持ち、自分の剣道には合わないと悩みながら、遠く横浜にいる香織とは、物語が進むにつれて、本当の親友として心の距離を縮めていく。
    もちろん2人はライバル関係なのだが、途中の電話をし合ったりしているところは完全に恋人同士…とも思えるようなところもあって、ああ、青春だなーって思いました。
    勝てば良いのか、というのはどの競技でもあることだと思うし、剣道でもそれは例外ではないのだと思いますが、その辺りの違いをこの小説ではうまく比較を使いながら、話の中に織り込んでいるように思います。
    続編も読みたいと思いました!

  • THE青春小説。前作を深掘りし、物語に厚み増す。エンディングに感涙。

  • 疾走、熱闘がたまらない。

  • 武士道シリーズ第2弾

  • さわやか

  • 青春!

  • 武士道シックスティーンは読んでいたのですが、続編が出ていたのはしらなかった!
    誉田さんのほかの作品とはなんか一線を画してる。確実に!
    おもしろい。
    自分が剣道をやっていたことがあるからかもしれないけど、この感情移入できる感じがすごい(笑)
    あの自分が剣道やってた頃のことを思い出すなぁ~あの竹刀ですぱーんて技が決まった時の感じとかw
    そんであんな頑なだったはずの磯山がなんか女子っぽい(笑)そして早苗と離れていながらのこの思い合う感じ、何なの、恋なのwなんなんですが、このキュンキュンする感じ(笑)
    お前ら付き合っちゃえよ!っていうくらい可愛いです。
    たまらんです。萌えます。
    これは続きのエイティーンも是非買わねばなりません(`・ω・´)!

  • 相変わらず磯山ちゃんのキャラが愉快すぎる(笑)。すっかり遠距離恋愛状態の主人公二人の、相変わらず濃ゆい友情に泣かされます。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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