ニューヨークの魔法のさんぽ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.11
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本棚登録 : 372
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167801601

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズの毎回のエピソードが本当に好き。今回はカラー写真も素敵だった。2013/2/4

  • 第4弾。
    ここからカラー写真が挿入されている。
    紙質も変わってその分ボリュームは下がった。

    3.11のあとに書かれた文章が多い(全部?)なので、
    全体のトーンはかなり暗い。
    既刊とは一線を画している。

    ただ底に流れる思いやりとか慈悲とかはより濃くなっており、写真とあわせて雰囲気のいい一冊になっている。

  • 本当に素敵な本。暖かいストーリーにじわっと心が温められます。
    またニューヨークに行きたくなる本。

  • 待ってたニューヨークの魔法シリーズ第4弾!
    今回も気持ちが暖かくなったり微笑んでしまうエピソード。ベンチに刻まれた言葉や震災後のN.Y.の人の言葉…雪かきのちびっ子や薬剤師の話も好き。

  • 今回は少しビターな部分も多かったかな?
    (ちょっと苦い経験)

    このシリーズを読むたびに、人に興味を持つことで相手にも関心を持たれ、そして人の心を開かせるのだ、ということに気づかされる。

    前作は心が弱っていた友人にも貸した。
    ふとした時に開いて心に潤滑油を与えたい、そんなお話が詰まっている。
    大事に揃えたいので、ずっと続けてもらいたい。

    今回は東日本大震災に触れたお話もいくつか。
    NYの方々がくれる優しさに、ふわりと撫でられるようなそんな気持ちになり心が熱くなった。

  • 一度でいいからニューヨーク、というかアメリカには行ってみたい。

    テロが起こった後からず~っと思って行動出来ていないわけではありますが。

    グラウンドゼロには、一度足を運びたい。


    この本を読んでいると、気さくな人が多くて、とても素敵な国なんだなと感じられます。

    全ての人がそうではないでしょうけれど、自分もそういう人たちと交流を持ってみたいと思わせてくれる、素敵な本でした。


    たまたま本屋にこれだけしかなかったので、前3作も購入して読んでみようと思います。

  • 相変わらず、この人の本を読むとNYに行ってみたくなる(o^^o)
    彼女は日本で育ったからこそ、NYの良さがここまでわかるんやろなぁ-

  • 本作の数あるエピソードの中で、「ベンチの養子制度」が印象に残った。

    1986年に女性ボランティアグループによって始まった「アダプト・ア・ベンチ」プログラムは、'思い出の場所にあるベンチを"養子"にし、その維持管理費を寄付するというもの(p.141)'。
    'ベンチの背のプレートには、寄付した人の名前と思いが刻まれている'(p.141)。

    メッセージには自分の妻など個人に対するメッセージや、セントラルパークを訪れる人皆にあてたメッセージ('ENJOY AS WE DID' , 'SIT A BIT AND ENJOY THIS VIEW')等がある。

    中には2つのベンチにまたがってプロポーズの言葉を刻んでいる例もある。
    その文言から滲み出る遊び心が素敵だった。

  • 大好きなNYシリーズの第四弾♪
    ほんとに、この人の書く優しい文章が大好きです。
    読み終わった後に、心が温かくなります。

  • 2012/1/18読了。最初はNYを思い出して、楽しく読んでいたけれど、途中から少し飽きてきた。ほのぼのするエピソードも多いけど、まあ、そうだろうなぁって、想像できてしまうというか。

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。
読売新聞アメリカ現地紙記者を経て、現職。高校、大学、大学院で各々米留学。85年からニューヨークに住む。現在は、東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続ける。
著書に、『ニューヨークのとけない魔法』をはじめとする「ニューヨークの魔法」シリーズ(全9冊、文春文庫)、『泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし』(清流出版)、『奥さまはニューヨーカー』シリーズ(全5巻、幻冬舎文庫)、『アメリカの家族』『ニューヨーク日本人教育事情』(ともに岩波新書)などがある。

「2022年 『ニューヨークが教えてくれた"私だけ“の英語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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