- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167801601
作品紹介・あらすじ
テロで失った父親に語りかける少女、大震災を悼んで著者の手を握り締めて離さない人、唐突に名所案内を始めるバスの乗客、見上げた空に愛のメッセージ-。この街を散歩しながらもらった温もりを届けたい。きっと歩き出す勇気をくれるから。大好評「NYの魔法」シリーズ第四弾。カラー写真満載の文庫書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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悲喜こもごも、様々な人種の人々が様々な想いで暮らしているニューヨーク。
人びとの交流が心を温める。
彼女が書いたニューヨークは、素敵な街だった。
気持ちがとても癒された。
特に感動的だったエピソードは、杉原千畝氏にまつわる話。多くのユダヤ人を救った日本のシンドラーと言われる人だ。
彼によって救われたユダヤ人の子孫に会った時の話。
多くのユダヤ人に未だ感謝され続けていることに驚くと共に、杉原氏の偉大な功績を改めて感じた。
本書は、「ニューヨークの魔法」シリーズの第四弾。
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2017.05.26
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どれもこれも本当に好き!
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『ニューヨークのとけない魔法』から続くシリーズの4冊目。海外暮らしの人が現地の風物を綴るカッコよさげなエッセイってよくあると思う。そんななかで、これは出色の出来。ちょっといい話が収められているだけなんだけど、それなのに何となく類書とは違う味がする。それがなぜだかわからないままに4冊目を買い、読み、気持ちが温かくなり。
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簡単な地図とカラー写真入りで、ニューヨークの街角風景も楽しめる。
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もうすでに大好きなシリーズとなりました。岡田さんの描くニューヨークは、本当に優しくてあったかくて、キラキラしてる。でも、そういう部分だけじゃなく、ちょっとビターな、辛口な部分も描いてあって、わたしはそういう部分が好きです。ニューヨークの人々は、みんな人間らしい。素直で、正直で。そんな人たちだから、ふとした瞬間に、ちょっとした会話が生まれる。あったかくなる。そんな場所なんだろうな。
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タイトルに惹かれて何気なく手に取ったら大正解だったシリーズエッセイ。日常の一コマを飾り気のない言葉で綴ってあるから、ニューヨークでの生活がイキイキと伝わって来る。良いことも悪いことも、同じように語られてるのが肩肘張ってなくて好き。
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大好きなエッセイシリーズ!
でも一気に読むのはちょっともったいない気がして、四ヶ月毎に一巻のペースて読んでる。だから四巻までたどり着くのに一年半くらいかかりました。
ニューヨークに初めて行ったのは今からちょうど二年前。
ホントは毎年行きたいくらいだけど、
現実はなかなかそうはいかず…。
一層向こうで働きたい。 -
このシリーズの毎回のエピソードが本当に好き。今回はカラー写真も素敵だった。2013/2/4
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第4弾。
ここからカラー写真が挿入されている。
紙質も変わってその分ボリュームは下がった。
3.11のあとに書かれた文章が多い(全部?)なので、
全体のトーンはかなり暗い。
既刊とは一線を画している。
ただ底に流れる思いやりとか慈悲とかはより濃くなっており、写真とあわせて雰囲気のいい一冊になっている。