政界汚染 (文春文庫 は 41-2 警視庁公安部・青山望)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167818029

感想・レビュー・書評

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  • 警視庁公安部シリーズ第二弾。裏(暴力団)と表(政治家)の世界の均衡関係がよく見えてリアルに感じます。特に今回は選挙に初めて立候補する医師に当選請負人を謳うコンサル(暴力団)の接近の上手さにドキドキします。

  • こんな仲間が欲しいの。。。

  • 面白かった
    でも、この作者の特徴なのか、登場人物が多すぎる。少しの登場でも、肩書付きのフルネーム。
    だがしかし
    ずんずん引き込まれていくストーリー。
    同期カルテットに期待したい。
    続編希望

  • 小説というよりは報告書のような本。
    前作同様にスーパーマンの青山が大活躍。
    こんな警察官がいたら,世の中もっと良くなっているのでは?

    2012/06/30図書館から借用; 7/2の朝の通勤電車とお昼の移動時間,7/3の朝の通勤電車で読了

  • 公安総務課の青山シリーズというか、その同期3人を含めた4人のシリーズの第二弾。病院理事長の政界進出に伴ってあぶり出される闇を描く。

  • パターンは前作と似ているものの、安定感のある満足度。日本のインテリジェントを描いた秀逸な作品。
    もう少しインパクトある終わり方でも良いけど、このフェードアウト感も悪くはない。

  • 同シリーズも2作目となり、ますます主人公を中心とする同期カルテットが大活躍するわけですが、この同期4人はそれぞれキャラがしっかりしているので、ちょっとずつ活躍するのは勿体ない感じがします(ので★×3)。
    スピンオフ的に誰でも主役になれる器!映像化される時とかは広がりがあっていいのかな!?
    終わり方もまだまだ続く感じなので、次回作も読ませて頂きます。

  • シリーズ第2弾。繰り上げ当選した議員の関係者が次々と亡くなり・・・
    選挙の裏側ってこういうことありそうだし、そこはリアルなのかな。
    でも、警察内部って、こんな仲良し集団だったっけ。

  • 政治、医療、外交、公安など著者の豊富な実体験がそれぞれの分野でのスキャンダルを絡めて、選挙に関わるおぞましい物語を紡いで行く。もう少しだけ文章に洗練さがあればとは思うが、裏社会を垣間見るゾクゾク感で、一気読みだ!

  • 面白いが複雑。何度か前を見直してしまった。
    それにしても、このシリーズは面白い!つまらん連ドラにはなってほしくないな。まあ、複雑過ぎてドラマでは纏まらないか。

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著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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