ひかりナビで読む 竹取物語 (文春文庫 お 65-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167838980

作品紹介・あらすじ

日本最古の物語『竹取』が大塚ひかり全訳で現代に甦る!かぐや姫は悪女?? 豊かな現代語訳で『竹取』世界が鮮やかに描き出される。作品に潜む多くの謎に迫る古典エッセイも収録!

感想・レビュー・書評

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  • 歴史

  • 【日本最古の物語『竹取』が大塚ひかり全訳で現代に甦る!】かぐや姫は悪女?? 豊かな現代語訳で『竹取』世界が鮮やかに描き出される。作品に潜む多くの謎に迫る古典エッセイも収録!

  • 二部に分かれていて一部が「竹取物語」。
    大塚ひかりさんの訳が非常にわかりやすい。
    竹取物語がダジャレだらけなのも驚き。
    面白かった。竹取物語入門にはいいと思う。

    二部は「古典世界へのいざない」。
    昔話って元々はこんな話だったらしい。
    浦島太郎は、実は乙姫が亀に化けて太郎を誘った。
    舌切り雀は、怪我をした雀を飼っていたおばあさんがお金持ちになった。
    それを見た隣のおばあさんが捕まえてきた雀の骨をわざと折り、世話をして恩を待つが、雀にもらった種から出た毒虫に刺されて死ぬ。

    その他、宇治拾遺物語や蜻蛉日記、源氏物語などについての解説がある。
    大塚さんの古典に対する愛情が感じられて、「お、今度は宇治拾遺物語読んでみようか」って気になる。

  • 2013.12.18読了

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著者プロフィール

1961年横浜市生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部日本史学専攻。個人全訳『源氏物語』全六巻、『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』『愛とまぐはひの古事記』『女嫌いの平家物語』(以上、ちくま文庫)、『快楽でよみとく古典文学』(小学館)、『ひかりナビで読む竹取物語』(文春文庫)、『本当はひどかった昔の日本』(新潮社)など著書多数。

「2016年 『文庫 昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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