この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 世界篇 (文春文庫 い 81-3)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903169

感想・レビュー・書評

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  • ●物々交換は偶然性に左右される。なるべく同じ日に集まるようにしてもだ。因みに五日市や廿日市はその開催日が地名として残っている。
    ●神様は過去にユダヤ教徒に聖書、キリスト教徒に新約聖書を与えたけど、人々は神様の指示を歪めたり、言いつけを守ろうとしなかった。そこで最後の預言者としてムハンマドを選び、神から人間への最後の言葉として伝えられたものが、コーラン。

  • 社会の基礎講座といった本。就活前後世代におすすめ。


    ・経済学とは資源の最適配分を考える学問。世の中を安定させて人々を幸せにすることを目的にする学問。

    ・機会コスト。何かの行動を行うとき、何かの可能性を犠牲にしているという考え方。

  • 大学の時、こういう講義があれば良かったなと思う反面、当時の自分が興味を示したかと思うと。

  • 東京工業大学の優秀な学生に、池上彰さんが世界経済、政治、科学、歴史など授業で講和した内容をまとめた本。最後のテーマである「君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか?」はそれぞれの学生が、賛成、反対、その他の立場に立ってプレゼンをしている。この章だけでも、読む価値がある。読みながら自分の考えをまとめつつ、新しい視点も示され、とても刺激的な読み物になっている。

  • まあ普通かな

  • 内容は多岐に渡っています。池上さんの数ある著書で繰り返し書かれている内容です。つまり、池上さんが最も重要と考えている内容だと思いました。

  • 池上氏の東工大での講義「現代世界の歩き方」を
    まとめた本。2012年の内容なので新鮮さは
    ないけれど、書籍という形でじっくりと
    池上氏の講義に触れられるというのは
    いい読書体験でした。20歳そこそこの私だったら
    この授業は難しくて取らなかったと思います

  • * 読了日20180215
    * 入手日20180203
    * Amazonで購入した。

    # 読書メモ
    * 「Lecture 1 科学と国家 実は原爆を開発していた日本 」がおもしろかった。

  • 大学の講義を本にまとめた形式なので、そこまで突っ込んだ内容は出てきませんが、章タイトルを見てもらえばいずれも気になるトピックが取り上げられています。昨今の社会情勢を理解するベースの知識を得ることができ、これを入り口に、より深く調べてみようと思える内容でした。

  • こういう人物がメディアの第一線に立ってポピュラリティの只中で活躍している(活躍できている)というのは、数少ない救いの一つだなと思う。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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