この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義 世界篇 (文春文庫 い 81-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903169

感想・レビュー・書評

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  • 文系・理系で分かれすぎてはダメ、教養が必要だ、ということは、以前池上さんの別の著作で読んだのでもちろん納得済み。自分も読まず嫌いはせず、もっと理系の著作を読んでみるか…とは反省している。
    若干問いに対する答えが明確でないが、今回ももちろん説明がわかりやすい。最後の講義である技術者の移籍に関する話は、東工大の学生の様々な意見も入り、興味深く読むことができた。

  • 古くより東工大は(成り立ちと歴史には悲喜交々あったけれど)文系的視点を大事に,第一級の知識人を擁してきた.新たな問題にどのように対処するのかという方法論を丁寧に解説する,流石と思わせる内容.特に,理系向けの,経営や技術者思想を絡めており,寝られた内容でもある.世界編と銘打っているので,次巻があると期待しよう.

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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