エキストラ・イニングス 僕の野球論 (文春文庫 ま 37-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906009

作品紹介・あらすじ

人生で出会った素晴らしき「野球人」たち師・長嶋茂雄、同世代の天才、イチロー、好敵手と認める高橋由伸……。日米で大活躍した「ゴジラ」がすべてを明かす究極の野球論。

感想・レビュー・書評

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  • 20210312

  • 松井さんのファンで購入。文章から松井さんの人柄がうかがえる。

  • ゴチゴチの阪神ファンの時に現役巨人4番バッターやった松井秀喜の本。阪神ファン…というか特定球団のファンを辞めた立場で読む彼の文章は素直に素晴らしかった。

    この人、すごく頭のいい人なんだと思う。冷静で礼儀正しく、人を思いやれて、自分の御し方も丁寧。これらをほぼ全て野球人生の中で培ってきたんだろうなと、そういう部分がにじみ出ている本である。

    昔は破天荒な野球選手が好きだった、西鉄野武士軍団とか遠井吾郎の夜の街伝説とか…。でも俺自身の老いとともにそういうのはちょっと脂っこすぎて、遠ざけるようになってきた。

    イチロー・松井・桑田・大谷…一流はやはりストイックだなぁと感じ入った次第。なんぼ天才でもキヨハラみたいなんは、やっぱり見ててもしんどいよ。

  • メモ

    ・打撃で一番影響を受けたのは落合。メジャーではジアンビの打撃を参考にしていた
    ・唯一ライバル視した選手は由伸。長打力以外は由伸の方が上だと感じていた
    ・阿部は最初の1、2年は特に光るものを感じず、その後の成長に驚いた
    ・ヤクルトが他のチームと違ったのは、古田の存在が常に感じられたこと。打席で古田の存在をどうしても意識から外せなかった
    ・遠山という一人の投手の攻略を通じて普遍的なものを身に着けた
    ・メジャーでは移籍が激しいので、同僚の投手の投球を見るときは、自分だったらこう打つという目線で見る(来年以降敵になるかもしれないので)
    ・打席での目付けに関して(この本で一番深く言及されてる松井の打撃理論)
    ・メジャーでは死球や自打球などで「痛がらない」のが不文律
    ・敵地で優勝を決めた場合、メジャーでシャンパンファイトの準備や片付けを行うのは相手球団の職員(グランド外ではしっかり相手をもてなす文化)

  • 【人生で出会った素晴らしき「野球人」たち】師・長嶋茂雄、同世代の天才、イチロー、好敵手と認める高橋由伸……。日米で大活躍した「ゴジラ」がすべてを明かす究極の野球論。

  • とても上手な文章です。伝えたいことがしっかり伝わってきます。早くどっかの監督やらないかな、楽しみ。

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