- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167909529
感想・レビュー・書評
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カーソンと殺人者の視点でストーリーは展開する。五里霧中の捜査を強いられるカーソンと、奇妙な行動を続ける殺人者グレゴリー。このふたつの線はどういう関係にあるのか、どう交差するか、そこが読みどころのひとつ。
「ミッシング・リンク」が本作品のテーマ。意外な真相へと繋がる手掛かりや伏線は、いくつものエピソードの中に巧妙かつ大胆に仕込まれているから、真相を推理することは十分可能。さらに、その先にもうひとつの驚きが仕掛けられている。そこで読者は全体の構図が反転するショックを味わうだろうし、作者の企みを確認するため再読したくなるかもしれない。
いつも以上に攻めてきたなーという印象は強いが、ラストが若干弱い。それをスルーされたせいで、読後は不完全燃焼。 -
なぜ続編が出ない?
誘われたからってだけで引っ越すのか?家は? -
5月30日読了。図書館。
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ジャック・カーリイ『キリング・ゲーム』文春文庫。
シリーズ第9作。そろそろこのシリーズにも飽きて来た。それなりに評価は高いようだが、低俗な表現ばかりが鼻につき、そこまで面白い作品だとは思えない。 -
完成された巧さやね。
次作早めに出版希望。