風のベーコンサンド 高原カフェ日誌 (文春文庫 し 34-19)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167910471

感想・レビュー・書評

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  • 私も欲しい
    傷つけられるなら、と逃げ出す勇気
    たったひとりで始める勇気
    襲ってくる不安に負けない勇気

    皆んながそれぞれに、何かを抱え
    それでも前を向いて、生きていく

    だから、明るいエンドはうれしい

    それにしても
    美味しそうなランチ描写は
    プチ断食の日に読むのはキツイ

  • 近々ベーコンサンド作ってみよう宣言(^^)

    それぞれ問題はありつつも、全体としては前に進んでいくお話。安定安心の展開+美味しそうな料理とその描写。読後感とても良し。

  • どこかで行われてるかもしれない日常を楽しんで読めました。
    『田中さん』好きです。

  • バブル期のペンションというと、私は清里が思い浮かぶ。
    そんな元ペンションでカフェを始めた女性のお話。高原の野菜や肉や卵や牛乳、どれも新鮮で美味しそうな素材で作るランチは本当に美味しそうで、こんなカフェに行ってみたいと思いました。
    お話としては、のんびりと楽しめる感じで、ランチ代込みの星4かな。

  • 2019 2/2

  • いやー、、これ、好き!
    主人公は都会から百合が原高原に突然カフェを開いた、30代の女の人。離婚調停中で、心の平安を求めてやってきた。
    百合が原高原の魅力的な人々に加えて、美味しそうなバターや卵、ベーコンのお話。
    わざわざ不満をいいにくる夫、優しいひよこ牧場の南さん、農業センター村岡さん、、
    そしてランチにくるようになった不思議なおじさんの田中さん。
    リリーフィールドホテルができて客がとられるなか、なんとなく想像していた田中さんの正体でやっぱり!て嬉しくなった。
    ほっこりして、おだやかで、心安らぐ美味しそうなお話。
    こういう小説いいね!

  • およそ柴田よしきに似つかわしくない爽やかな一冊。こもごも事件はあるけれど、出てくる人はみんないい人。そして何より奈穂の作る料金が美味しそうで、食べてみたくなり、作ってみたくもなる。

  • 東京での生活から逃れ高原でカフェを開き自分を取り戻していく三十代の菜穂と地元の人々とのふれあい。
    菜穂が毎朝届けられる地元の新鮮な食材で本日のメニューを考えている場面では味の想像をするだけで食いしん坊の私は幸せな気持ちになりました。それなのにどうしても菜穂という人物が好きになれず、ストーリーは楽しめなく残念でした。

  • 201805/

  • ゆったりしていて、とてもお腹が空くおいしい小説。
    ベーコンサンドが食べたい。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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