MILK (文春文庫 い 47-35)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 546
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167910624

感想・レビュー・書評

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  • 官能小説っぽいけど、意外と(?)リアルに主人公の心情が描かれていて共感・自分と重ねられる話もある。夫婦生活について、夫と共に見つめ直そうと思った。この本の真似するとかでなしに。

  • 現実味がない設定ばかり。

  • 思ったほどどの作品もエロさが感じられなかった。出てくる登場人物にも、感情移入できる人がない…。登場人物と自分の年齢的なギャップなのか…。
    また、どの作品の登場人物も清潔感というか、綺麗さがない。かと言って、生々しいという表現も当てはまらない気がする。
    残念に感じた作品でした。

  • セックスをテーマにした短編集。

    セックスレスが多いけど、レスられる側だけではくレスする側の視点にも立って欲しかった。

    フィルター越しのような距離を置いて描こうとして、でも視点が偏っているから不安定さを感じた。

    至高なものとして、行為のエロスではなく、シチュエーションでのエロスを表現している。
    もっとどうしようもなく廃退的な駄目なセックスも描いて欲しい。

  • 石田衣良の官能小説って感じ。
    娼年同様熟女好き。

  • 請求記号 913.6/I 72

  • 石田衣良の男女の人間模様の短編集。思ったより艶やかだった。そりゃあ男女の人間関係って結局そこにたどり着くんだろうけど。

  • 10編による官能小説。

    人の世には様々なセックスの形があるのがわかるのと、
    セックスを楽しまなくては損じゃないかと思わされました。

  • うーん‥官能小説にしては物悲しかったり、ユーモラスだったりして、なるほど石田衣良だと思うものもあれば、扇情的というよりただただ下品なだけのものもあり、収録作品の質にバラつきがある印象。「いれない」は正当なパートナーの描写がほぼなくて、そこがよかった。
    夫婦間で性癖について赤裸々に語る事に対して肯定的な描き方が多いとこが男性目線だなーと思います。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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