アドルフに告ぐ (5) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (1992年5月1日発売)
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784168110177

感想・レビュー・書評

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  • アセチレン・ランプ、ハム・エッグがいい演技してますね。他のキャラにあまり生き生き感を感じない。

  • 第二次世界大戦下を生きた3人のアドルフの話。
    正義の名の下で行った暴力が暴力の連鎖を生んで、誰も彼も人生を壊されていく。

    史実に基づいていない点もあるだろうが、戦争の悲惨さを伝える漫画として、学校の図書館にでも置いて読み継がれていくべき作品だと思った。

  • すばらしい漫画を読んだ。
    ただ、そのひと言に尽きる。

  • 悲しいお話だった。

  • ポツダム宣言を受諾して日本の戦争が終わったところでこのお話も終われば…とも思うんだけど、その後のパレスチナ問題まで描いて終章を迎えます。
    地球上から戦争がなくなる日なんてこないのかもしれない。
    ズルいけど、今自分が住んでいるこの国が平和であって欲しいとつくづく思いました。
    なんだか実は日本も今キナ臭くなってるからねぇ…。
    全く古さを感じないお話だったよ。

  • ううむ。圧巻。壮大。ずしりと来る。
    色々なものが内側に渦巻きすぎて感想にまとめられぬ。

  • 3人のアドルフの中では、カウフマンの内面を描くことが多かったように感じます。それだけに、カウフマンの最期は悲しく感じました。 

  • 人間の愚かさを感じずにはいられません。
    戦争の愚かさを感じずにはいられません。
    多くの人がこの漫画を読んで、
    過去の過ちを感じて欲しいと思います。

    http://www.tv-aichi.co.jp/bp/wadatti/?p=7960

  • 第二次世界大戦前後、ナチスの台頭から終焉までを背景として、日本とドイツで繰り広げられる人生劇場。アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミル、アドルフ・ヒットラーの3人を主軸に添えた、ドイツ人、ユダヤ人、そして日本人の悲しい物語。手塚治虫作品の中でも最も頻繁に読み返す作品のひとつです。文庫本に収録されている、関川夏央による解説が秀逸。

    今年2008年は手塚治虫生誕70周年。『アドルフに告ぐ』に限らず、改めて各作品が再評価されることでしょう。

  • 2008/4/13
    重い。
    結局アドルフはみんな憎しみに凝り固まってしまって悲しいよ。
    その輪から抜け出すことは出来なかったのだね。
    復讐は復讐しか呼ばないと言うのは簡単だけど許すのって難しい。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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