- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784189131199
感想・レビュー・書評
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子供を動かす秘訣は?
最後の行動まで示してから、子供を動かせ。これに尽きる。
①何をするか端的に説明する
②どれだけやるのか具体的に示せ
③終わったら何をするのか指示せよ
④質問は一通り説明してから受けよ
⑤個別の場面をとりあげほめよ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多くの子どもを一時に動かすにはどうしたら良いのか。
運動会の実践、卒業式呼びかけの実践はとても参考になる。
指示は簡潔明瞭に、終わった後のこともいい、空白の時間を作らない。
また、具体的に「○点」という風にして表わすのも、子どものやる気を起こさせる。 -
著者の体験や考えがたくさん書いてあって参考になります。
理論的なのでわかりやすいです。
最後の卒業式や朝礼の実践も勉強になりました。
こういう,実践例を沢山知ることが教師修行の第一歩ですね。 -
子どもが思い通りに動いてくれない,教室が騒々しくなる,怒鳴り散らす,力で押さえつける,しばらくたつとまた騒々しくなる…これらの責任はすべて学級の責任者である担任教師にあり,簡潔で明瞭な指示により子どもは自主的に動き出すことを本書は教えてくれます。本の苦手な私が半日で読めました。法則が全て当てはまるとは思いませんが,教師経験のない人や,すでに学級崩壊の現場にいる人たちにとっては心強いアドバイスとなるはずです。(幾代)
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人を動かすのは難しい。
ましてや子どもならなおさら。
特別支援学校なら発達に合わせて応用しないといけないかもしれないが、読んでおくべきだ。
2008年05月29日読了。 -
”子どもを動かす”ための具体的な手立てが書かれている。明日からでも使えそう。教師にとって「経験」というのは確かに必要だし、そこからくる「人間性」を基に各々が独創的な教育を展開するのは必要であると思う。が、一方で著者が述べている「このような場合にはこういう教育方法が適切である」というように教育方法をいわば固定して教員がそれを共有することも必要だと思った。
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TOSSの子供の動かし方は、誉め、その気にさせる動かし方だ。理論だけなら他の本でも学べるかもしれないが、やはりこの本は具体的。すぐにでも真似できるような事例がたくさん載っている。
その他「子供一人一人をかけがえのない存在として教育する」など大切な事も多く学んだ。