めしばな刑事タチバナ 1 [立ち食いそば大論争] (トクマコミックス)
- 徳間書店 (2011年3月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784197804870
感想・レビュー・書評
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このマン入選してたので1巻のみ読む。中年のオッサンが自分の食べるジャンクフードへのこだわりについて語ってるだけの漫画。おいしんぼから孤独のグルメまで、男の一人称のメシ漫画ってただただ自分の趣味の問題で自己完結しててつまんないだよなあ…。ジャンクフードだから気軽にマネできていいのかもしれんけど。カーネルさんのうんちくは初めて知った。
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「孤高のグルメ」に通じる<一人飯の贅沢>がテーマ。
そのメチエは同じくしつつも、庶民の目線でB級グルメに照明を当てる手法を取っている。
全ての、飯を食う孤独な魂に寄り添う名作。
この漫画を読むと、 いつもの松屋牛めしを三割増しで美味しく食べることのできるアビリティスキルを開眼し、習得することができます。 -
B級特化のすばらしき食べ物マンガ。とにかく夜中に読むな!いいや!読む!そして太る!!ちなみに私は味噌原理主義です。
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知り合いの釣り師からオススメされて読みました。絵もストーリーもそんなに好みというわけではなかったのですが、気がつくとタチバナ刑事のうんちくにすっかり影響されてスーパーでコンビニで買い物をしている自分がいました。(笑)
そうなると次は何のうんちくなのか気になって一気に最新刊まで読破してしまいました。
次は何を熱く語るのかすごく楽しみです! -
第一話が秀逸です。とにかく密度がすごい!
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うんちくもののマンガ。どこの牛丼が一番か、サッポロ一番のみそとしょうゆどっちが上か、餃子の王将で何を頼むか。予想外におもしろい。
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グルメ漫画は数々あるが、普通では手が出ないような非日常料理メインな美味しんぼや、大使閣下の料理人や、実在はするが、東京近辺のお店や店舗でしか扱っていない作品とかと違い、この作品の基本的に、ド田舎でも市まででれば、存在するようなチェーン店や全国販売している食品がメインである。まぁたまにあるが、東京の店舗も出ては来るが。。。
最初の話は牛丼で、しかも全国チェーンの牛丼屋さん。他にも、袋ラーメンがどれがいいとかを大真面目に語り倒したりで、非常に面白い。
大体の作品では、東京まで行けるかとか、そんなん周りには売ってねぇよっていう感じだが、吉牛ならこの辺でもあるし、サッポロ一番なんかどこにでも売ってるし、餃子の王将ならあっちこっちにある。いやぁすばらしい。
連載で読んでたら、きっと読んだあとに思わず牛丼屋とかにいっちゃう気がする。 -
夜に読んではならぬ。
各所で話題かなり凶悪飯テロ漫画。
取調室、しかし繰り広げられるのは事件の話では無く、容疑者を交えて無駄に深い飯談義。事件の真相どころかそもそも事件にすら全く触れられること無く終わる。それで面白いのか?
面白い。
グルメ漫画で究極至高の一品等を描かれても、「うまいんだろうな」とは思えど食ったこと無いんで味は想像の及ぶ限りでしないぼやけた印象でしかないが、この作品で狂おしく実名上等に深く語られるのは「吉野家・すき家・松屋どの牛丼が美味いか」「インスタント袋ラーメンはどのメーカー商品が最強か」等。
普段は貧乏食と雑に食っていたりするものだとしても「ここが美味い」と語られると、「おう…そう、そうだよな! あれうまいよな!」と視覚情報と味覚が脳内で合致し、共感し始めるから始末に負えぬ。
初めて読むと、自分の価値観が変化するというかなり不思議な体験が出来る一冊。
…自分もサッポロ一番買ってきてしまいました。おのれ。