- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198603496
作品紹介・あらすじ
冬山に轟く愛と涙の極道賛歌。外は一面の雪景色-それでも事情(ワケ)ありの客人たちは再出発を賭けてプリズンホテルへ。
感想・レビュー・書評
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今回は生命について考えさせる巻だった
救急センター勤務20年、関わった患者の数2万人、殺した患者の数5千人
人呼んで『血まみれのマリア』の阿部まりあ
相良直吉大親分の末期医療を担当、平岡医師は、かつて患者の願いを叶えて安楽死に導き、裁判を待つ身
自分の居場所が見つけられずに自殺を図ろうとする少年
身をもって生命の尊さを教える世界的アルピニスト武藤嶽男
「いろんなことを考えさせられる。仲居さんと話しても、無愛想なバーテンの淹れるコーヒーを飲んでも、とびっきりの料理を食べても、どうもこう、自分を見つめてしまう。変わったところですよ、ここは」
まさしく訪れた人が自分を見つめ、どう生きるべきか考えてしまうホテルなのだ
ちょっと昭和の浪花節的匂いがぷんぷんするが、それが浅田ワールド詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
めちゃくちゃな話だけど面白いんだよなー!
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雪深い山には「いつかある日」の唄は確かにお似合い。昔流行ったよな。極冬の登場人物はどれもみな美しいというか格好イイというか。昔を知ってる人間にはたまらないね。
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やっぱり駄目だ。
お話としてはいいんですよね。
でも、主人公が苦手。
雪山に埋めるってのは狂おしい愛情に不可欠なシーンだとしても、殴るとか普段の暴力がな〜。
言葉攻め位ならツンデレになるのに、いい話が台無しなんだよな〜。
なんかイラっとする小説です。 -
読了。
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これ以降のプリズンホテルは読みません
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プリズンホテルの第3作。いつもながら面白かった。
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偏屈な小説家メインの話。
スノーモービルにタライは笑えた。