- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198613457
感想・レビュー・書評
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1930年代、東アフリカのイギリス領の植民地のキゴマにフリートリッヒ・ガンゼという大変真面目で敬虔な宣教師がいた。熱帯病に罹った娘を原住民に救われ、彼の人間観は大きく変わった。小説。 (日本図書館協会)
『あなたもブックトーク』京都ブックトークの会にて紹介:()詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
”12歳のための~”から。YA向け作品だけど、普通に娯楽小説として十分鑑賞に値う。当たり前かもしらんけど。あえてYA向けと銘打つ意味って何なんだろう?と、ちょっと考えてしまった。最初の導入部が結構スリリングだったのに、結局そこに主人公の牧師を登場させる意味合いくらいしかなく、最後までそこにはあまり触れられないまま、ってのがちょっとビックリ。タイトルからして川の上がメインな訳だし、そっちはそっちで面白冒険記だったから、読後の印象としては問題なし。短い物語だから仕方ないけど、出てくるのが善人ばかりってのも気にはなりました。
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熱病の娘を病院に連れて行くため、広大な川を渡る父親の話。150ページに満たない短さだけど読みごたえあり。実際に体調を崩しながら読むとスリリングでよかった。
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アフリカで宣教師が、病気の娘を連れて川を下っていく。ただそれだけの話だ。子ども?用なので薄い本。翻訳がちょっとぎこちないような気もするけれど。娘を連れて、夜は、川を下っては危険なので、そのつどアフリカの部族の村に世話になりながら川を下っていく。その交流を通して、今までの自分の生き方を見直していく様子がとてもよく描かれている。呪術的な治療法を拒んでいた宣教師がだんだん受け入れていく様子などもすばらしい。読んでいると薬や食事のにおいが伝わってくるのだけれど、実体験してみたいなあと思った。
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朝読書の時間に熟読%%