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この作品からのみんなの引用
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「占いというのは、これから何が起きるか予測することではありません。未来に何が起きるのか、それは誰にも判りはしないことなのです。占いは、いま起きていること、それからこれから起きるだろうことを、どう受け止めるべきか判断するものです」
― 212ページ -
歩未は自分の点が判るんだ。なら端末なんか要らない。
― 586ページ -
「ほら、五、六年前に、頑張ってという言葉は使わないようにという指導があったでしょう」
使って叱られたよと橡は言った。
「悪いつもりはないんだが」
「コミュニケーションというのはそういうものです。常に一方的なものなんです。どんな場合も、その一方的な思い込みを誤解し合うことで成り立つのがコミュニケーションです。現在、その誤解の仕方が解らない人間が増えている。それだけのことです。」
― 92ページ
みんなの感想・レビュー・書評
京極夏彦の描く近未来のSF小説!
でもよくよく考えてみると京極堂シリーズ(百鬼夜行シリーズ)もSFみたいなもんですよねw
読者から公募したアイディアを多数絡めて作られた作品です。
設定上近未来になってますけど、話自体は普通の京極堂作品と大して変わらないかな。
長ったらしいうんちくが無い分読みやすいかもw
それでも十分長いですけどね。
初めて京極夏彦を読んだ。
先入観たっぷりだったので案外さらりと読めたのが意外だった。
安定感があって心地よく、面白かった。
分厚くて読みきれるかと思ったが。。。どんどん読める読める。
文章もキレイだし読んでいて気持ちのいい作品だった。
ミステリーとして十分に楽しめた。
近未来なんだが、こんなに進歩しないだろうなー。残念!!
私とあなたの見えている世界は全く違うものかもしれない。それは誰にも分からない。
新しい考え方。
2が出たので読み直した。
表紙の女の子たちのお陰で妄想力アップ。
「なんと、そう来たか」と、
「なんと、爽快な」が、いい感じ。
2が出たので読もうと考えたが、1がどんな話かすっかり忘れ、10年ぶりくらいに再読。久々に京極ワールド堪能出来た。
続編が出たので読み返してみた。
近未来設定は一般公募らしく、分かるような分からないような、なんというか混ぜっ返された感があって正直好みが分かれそう。いつもの京極夏彦とも違うし。
この話でとにかく好きなのは、少女たちのキャラクター。物理接触が少なくそれぞれ関係性の薄い彼女たちが、若さと才能と根性で協力して悪を倒すっていうすっきりできる勧善懲悪の話。
京極堂シリーズもそうだけど、著者の作品はかなりキャラ萌えの要素が強いといつも思う。
京極現代人特有の憂鬱さはたまらないですね。参ってしまった。
都築が私の救いだ!いけ!火を噴く怪獣だ!ぶち壊せ!
もっと獣だの生臭さをくどくど書いてほしかったかな。
近未来を舞台とした、ややSFの雰囲気もあるミステリ。人間同士の繋がりが希薄となり、有機的なものも排除された「清潔な」世界で起こる連続殺人。その動機と犯人……のあたりは意外と普通で。所詮人間のやることや考えることってのは変わらないのかも、という気もしました。それがいいことなのか悪いことなのかは、分かりませんが。
少女たちの戦いがそりゃもうスリリングで、かっこいいこと。いやー、無茶やってくれるわー、と楽しくなりました。人を殺していいとは当然言えないけれど。この事態では責められないよなあ。
買ってから何年放置していたのか・・・・コミックも読んで、2が出たのでやっと手を出した。SFと狼がそもそも頭の中でつながらなかったけど、こういうことか~。最後の方はサクサク進んだけど、中盤がなんだかつらかった。この厚みに意味は・・・・。少女たちが主役の割に殺され方がむごい。
前に読んだときはそれほど面白いと思わなかったのに、今読んだらカナリハマった。二巻が出たらしいので楽しみ。
初めて読んだときは京極の作品ぽくなくて、すぐ読むのやめちゃったけど・・・。2回目の今は、はまってます(笑)
再読。
おそらく日本で唯一、「近未来少女武侠小説」と銘打たれた作品でしょう(単行本オビより)。
近未来、端末によって全ての人間が管理され、実際に会うことすら「リアルアクセス」として稀な行動とされる世界。そんな無機的な世界で起きた連続殺人事件によって、少女たちは端末を離れ、戦い、生きることを知る物語です。
設定は読者応募により決められたそうですが、もういたるところで「京極節」が炸裂しまくります。
なので慣れない人にはくどく感じられてしまうでしょう。
京極夏彦ファンなら読んでみるといいと思います。
特にファンで無い方は、「姑穫鳥の夏」「魍魎の匣」あるいは「嗤う伊右衛門」「巷説百物語」などから入った方がよろしいかと思われます。
まぁまぁかなー。
近未来の詳細な設定はちょっと面白かったけど、やっぱりこれまでの京極夏彦のほうが好き。とはいえ、続編も読みます。
実は再読です。 とゆーのも、続編の2「インクブス×スクブス」が最近刊行され、早速文庫版をゲットして読み始めたんですが……この「狼」の内容が思い出せないのでさっぱりわからない@@; 読んでるうちに思い出すんじゃないかと思ったんですが、100ページほど読み進めても全然思い出せず(T∇T) そーゆーわけで慌ててこちらに戻って再読です。 この記憶力の悪さはトシか、トシのせいなのか……orz ... 続きを読む »
近未来の話。21世紀生まれが大人になる頃。ストーリーは平凡。センター(学校)の14歳の子どもが次々と殺され、クラスメイトたちが真相解明に挑む。一方、カウンセラーの静枝と落ちこぼれ刑事の橡も真実に向かっていたー。平凡なのに、近未来の描写はリアルで、現在の価値観が理論的に批判され、捨てられている。京極の発想とは思えない…と思っていたら、公募で集めたアイデアらしい。納得。ただ、登場人物の名前を近未来風にしてもらいたかった。
設定を一般に公募するという新しい試みから生まれた作品。
寄せられたアイデアも面白いが、それをここまでのエンタテインメントにまでまとめあげる著者の力に唸るしかない。
SF的舞台設定もそこにおいて少女たちが繰り広げる人間劇も、最終的にはミステリを読んだような気持ちにさせられるラストの展開も、1ページめの1行目から最終ページ最終行まで読み手のテンションは下がることがない。
十年振りの再読。読み方は色々あるけれど、女子のキャラクターがこの作品の魅力の骨格。カッコよすぎ。
十四才の連続殺人の設定は、あの事件を意識したものでしょう。当時、理解不能な世代として、色々な言説が流通していたように記憶しているが、人間、動物として不変な部分は、世代に関係なく不変だし、不条理な部分は、元々不条理だ。
そして、この小説も同じように、他の京極作品と、装いは異なっても、変わらない部分は変わらない。
そんな気がします。
京極堂に慣れていると違和感を感じる話。主人公もまだ未成年の女の子たちなので慣れないと読み進めるのが辛くなるかも。
でも話は、今のまま日本が進んでいったらどうなるか~のような内容なのでそこらへんは読んでいて結構面白かった。近々この作品の「2」を出筆していらっしゃるようなので、そっちも楽しみかな。ステージは変わらず主人公が変わるのかなぁ。どうなんだろ。
京極先生初のSFであり、空想世界がモデルであり、尚且つ少女が主人公の本。話のスピード感と少女達のやり取りが凄く印象的な内容でした。何が正しい事なのか。白と黒で割り切れない何かが残る話でもあったような気がします。
読み疲れた。しかし、面白かった。
京極夏彦の他の本といえば、うぶめの夏くらいしか読んだことないが、
京極シリーズよりこの本のほうが自分は好きだ。
難しい知識が出てこないからかな。本を支える腕は痛くなったが、思ったよりすらすら読めたのもそのせいだろう。
物語の設定にとても惹かれるものがあったが、
私が団塊世代を見て思うように、
きっと自分達世代はこんな風に受け取られるんだろうなぁと思うと
嫌なものである。
そういえば、アニメ映画化もされていたな。
デザインが好みじゃなかったので見なかったけども。

昔読んだときよりも、キャラが覚えられなかった。
未来は本当にああなってしまうような気がしてちょっと怖い。
理解できないものは、理解できないと諦めたくはないなぁ。
それにしてもよく人が死んだ。...





