- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198614423
作品紹介・あらすじ
8歳のクリスマス・イブ、道子の隣家が火事で燃えた。炎の中で踊る奇怪な人影を、再び見たのは娘の真由と同じ夢の中だった。怖しい影は二人を追いかけてきた。その時助けが…。悪夢のなかで、追いかけられたことはありませんか?16歳のシェンと師匠のマエストロが、あなたとともに、あなたを救うために闘う愛と冒険の物語。
感想・レビュー・書評
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会ってみたい!!
でも犯罪者が頭に入ってくるのはチョット・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宮部氏の書籍化された小説で唯一読んでなかったのがこのシリーズ。(新刊で読んでないのはあるかもだけど)
文庫本が出たら買って読もうと思いながら十数年、出そうもないので図書館で借りてきた。
ファンタジー物はあまり好みではないのだけど、まあしかたない。
意識は電気的なものだから物理的な体から分離できて、夢は脳内の電気的な活動だから入り込める? うーん、よくわからない。ファンタジーだから細かな理屈はいいのだけど、それにしても納得感は欲しい。
でも、このシリーズは4巻あるので、続きも読むことになるでしょう。 -
現実と夢とパラレルワールド。
リアルとファンタジーの境目を走る。
逃亡してる人たちにとっては異世界転生チャレンジなんだなあ。 -
おもしろかった!
そして、続きがとても気になる!
良いところで終わらせるなあ。
さすが宮部みゆき!
想像しずらい場面も多かったけれど、どの話もちょっと良い結末でそういうところも良いと思う。 -
9784198614423
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悪夢に苦しむ人々の夢の中で、シェンと師匠のマエストロが悪夢を退治する物語ですが、アニメを見ている印象でした。
宮部さんの作品は、「模倣犯」や「火車」などサスペンス色が強かったのですが、こういう作品も執筆するんだということで、意外だったのを覚えています。
今まで読んだ作品が重厚だった分、この作品はライトノベルを読んでいるようで、読みやすかったです。ファンタジーが好きな人にはオススメです。世界観も面白いですが、これで完結というわけではなく、序章と解釈してください。
読んでいた時は、「もし、アニメ化するなら声優は誰がいいかな」と想像しながら読んでいました。たしかシュンは関智一さん、マエストロは石塚運昇さんだったかな。 -
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地球とは異なる世界テーラから、意識だけの存在となって、地球人の夢の中に逃亡した凶悪な死刑囚たちを追う賞金稼ぎ、その名もDB。死刑囚の息子シェンと育て親マエストロ。1巻なので世界観の把握と人物紹介的な意味合いもあったが、リップの謎などさっそく事態も動き出してスピード感がある。
宮部さんのファンタジーではわりと初期の作品。 -
装画 / 山田 章博
装丁 / 多田 和博
初出 / 『SF JAPAN』2001年春季号、『週刊アスキー』2001年1月23日号~4月24日号(電子版e-NOVELSで同時掲載)、書下ろし1本 -
普通のお話。
暇で、読みたい本も無いときに、読んでも良いかも。