- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198625757
感想・レビュー・書評
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T高バスケの著者 松崎洋氏の作品
読みやすく スポーツする人物と 障害を持った人との出会いが
お互いを高めて行く展開が ワンパターンかも知れないが
水戸黄門的に 楽しく読める1冊
色々なシチュエーションを書いてくれたら面白いかなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容が散漫な感じがする。
さまざまな立場の人がテニスを接点に成長していく。
物語のフレームは構築されているものの肉付けが弱い感じ。
さくっと読めました。
昭和の森テニスコート・・・近所なんで、それで気分高揚して★+1みたいな。 -
2012/07/04
復路 -
誰しもが経験しうる、人生における苦境。それらに直面したとき、力を抜くことで事態が好転することもある。
またそのことを、自分よりも弱い立場の人や、年下の人から教わることだってある。誰が、いつ、どこで、どんなふうに、自分の人生に関わる影響を示すか分からないから人生なのかな。
後半の怒濤の好転は、お決まりのパターンってことで。 -
T高~を何年か前に読んだのでこれも読んでみた。
読みやすいけど微妙だなぁ。
文章が稚拙……というか、
自分の視点で話す登場人物を出しすぎ、かな。
整理されてない。
書きたいこと全部書くなら
巻数わけてじっくり書いてほしかったなぁ -
ほっこりはするけど、スカスカ感もあり
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最初に出た女性は、一体なんだったのか。
読み始めて思った事はそれでした。
肩を痛めた青年と、そのテニススクールへ来た少年。
『テニス』を軸に話は進んでいくのですが
最後の方、何となくご都合主義な感じもしました。
面白くは読めたのですが…。
結局、あの黒い犬はなんだったのでしょう?w -
勇太は将来有望なテニスプレーヤーだったが、試合中の怪我でゼロからやり直すことになった。
テニススクールでコーチをしながら試合に出場し、賞金を稼ぐ生活を始めた。
そのスクールで受け持った颯人は、アスペルガー症候群の少年で、
彼を教えるうちに、勇太は以前のプレイを取り戻していった。
ゆいとリコという元不良少女が出てくるけど、こっちが主人公?って思ってたら違った。
颯人が主人公かとも思ったが、終盤、なんだ勇太だったんだ。
というわけで、思い入れのできないお話でした。 -
うちでなんだかとっても売れ続けていた『走れ!T校バスケット部』の第3弾。今度はテニスだ。いくつかの物語が平行して語られて一つにまとまる、というよくある進み方をしていくんだけど、なんだか物語が拡散しているうえに状況描写だけががつがつと進んでいくのでなんとも読み心地が悪い。どこかで「現在」にたどり着いて、登場人物たちの“今”が語られ始めるんだろうな、と思いながら読んでいくのだけれど結局最後までそのスタンスは変わらず。プレイ中の致命的なケガから立ち直っていく勇太と、アスペルガー症候群の颯人と、今を楽しむだけのお気軽女子二人組みと、どこに軸足を置いていればいいのか分からない。誰が主人公なんだかな…前2作が中高生に絶大なる人気を博していたのはまだ納得できるけど、これは彼らにはちぃと入り込みにくいだろぉな。なんせお気軽二人組みは高校を数日で中退して昼はパチンコ屋に夜はスナックに勤めてるんだし。次を期待。