先生のお庭番

著者 : 朝井まかて

• 徳間書店 (2012年8月11日発売)

感想・レビュー・書評

[neneさんの感想 · 2022年1月6日]

地図がでてきてから…辛いわー.
「剣より花を…」が本心であってほしい.
オタクサと名付けた花の絵をみて、コマキは嬉しかっただろうけど…
標本に名前を記せって言ってくれたんだからコマキの名前もどっかに載せてよねー.

シーボルトに日本人の奥さんと娘がいたなんて知らなかったー！！！
と…いうか、
長崎 出島 医者 植物園 …って単語しか知らないわ…

[nnさんの感想 · 2021年2月9日]

読後が爽快。

[psycheNさんの感想 · 2018年12月14日]

シーボルト先生の薬草園を管理することになった庭師さんの話。じゅ、十五でそんな腕って……天才なんじゃ。シーボルト先生は「なんかよーわからん阿蘭陀人」みたいな描かれ方で面白かった。そして奥さんのオタクサ（お滝さん）がいいかげんすぎる〜（笑）ひどい〜。シーボルトっていろんなことしてそうだよなー。

[tokomaru5さんの感想 · 2018年3月14日]

序章のあったかくてやわらかな風景に惹き込まれて、一気に読めた。稲佐山での先生と馬に乗って走る場面も好き。日本語に日本の自然にもっともっと知りたい。

[ひつじぐもさんの感想 · 2017年9月17日]

書き下ろし

シーボルトが出島に作った薬草園（和産植物標本圃場）の園丁として雇われた少年の目を通して、国外追放されるまでの4年間に見た、商館医としてよりも植物学者としてのシーボルトの日本観、日本理解、日本植物の紹介活動を描く。
シーボルト事件の波紋の大きさ、周囲の人々への影響、その裏側のシーボルトの思惑への疑念も描かれていて面白い。

[sunny-wanさんの感想 · 2017年3月23日]

シーボルトの事は名前しか知らず、後半の展開にビックリした

[ゆたぽんさんの感想 · 2016年10月2日]

出島でシーボルトの薬草園をまかされることになったコマキと呼ばれる植木職人熊吉。
彼の奮闘と、彼が見たシーボルトとお滝が描かれている。
言葉と描写がとてもふんわり美しく、読んでいてとても幸福な気持ちになれた。

[mittipoohさんの感想 · 2016年5月8日]

2015.05.08

[yumiemonさんの感想 · 2016年1月5日]

割とワクワク読めた。

[いぅえもんさんの感想 · 2015年9月6日]

シーボルト事件は日本史の教科書に出ていた。けれどどんな事件だったかは忘れていた。読み進めて、「あ～、地図の事件か！！」と思い出したような、ないような・・・。シーボルト本人については、何にも記憶に残っておりません。ていうより、恐らく名前と職業しか出てなかったような・・・。当時のオランダ人、しかも内情探索を命としていた人が、本当にこのように日本のことを思っていてくれたなら、とちょっと嬉しいような気分になる。

著者プロフィール

作家

「2023年 『朝星夜星』 で使われていた紹介文から引用しています。」