- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198925079
感想・レビュー・書評
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国際化などど言われて久しいが、宗教のことを知っている人は多くない。
キリスト、ユダヤ、イスラムがなぜ今日にいたるまで争いが続くのか、『もっと仲良くすればいいのに』なんて簡単にいえない理由が分かる、また彼らの行動の理由が分かる非常に面白い本です。
それぞれの宗教の指導的な立場にいる方々との対談もあり、生な声が聞こえてくるもの興味深いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宗教に興味がなくても面白いと思う。
一神教のジレンマの歴史。
宗教戦争の構造が日本人にもわかるかも。 -
甲府へ出張になったので、列車の中でしこたま読めるぞと思って、重たい荷物を更に重くして持っていったのだけど、体調優れず、結局、読み差しだったこの本だけ読了。
昔、洋画が好きでそればっかり見ていた時期があって、その時から、こうした洋物の根にあるところを感じるには、宗教に対する理解が必要と思い、こういうジャンルにも手を染めていました。
心の問題だし、私は「神を信じて神を頼まぬ(by星飛雄馬)」を標榜しているので、心底理解することは到底出来ないのだけど、知識として吸収するには、こういった本がお手頃かなと。
しかし、まあ、何と話の噛み合わないこと。
後半のそれぞれの宗教の代弁者と著者の会話の件りですが、そういうことが分かっただけでも非常に有意義。
また、ここに出てくるような人たちによって世界が動かされているのだとしたらちょっと恐ろしい。。。 -
テロ・パレスチナ・イスラエル、米国の世界戦略・・・世界を理解するためには、宗教を知ることが不可欠である、また自分を知る為には相手を知れと主張する筆者。
世界の三大一神教が、できた順(ユダヤ→キリスト→イスラム)で書かれている硬い本。笑うところは、無かったです。
1部と2部に分かれてる。
1部は一神教と各宗教の説明で、2部は各宗教の代表者と筆者との対談形式。
あくまでone of themだとは思うが、いやー、2部は、個性が出てました。