逸話で綴る三國志 (徳間文庫 さ 26-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198928964

感想・レビュー・書評

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  • 陳寿が三国志に書かなかったエピソードを史書より集め、人物ごとに逸話をまとめた本です。
    「正史 三国志/陳寿選 裴松之注」を読んだ人にはお馴染みのエピソードが多いですが、他の史書に伝が載っている人なども扱っています。
    その為、物足りなさは感じるかもしれませんが、「正史 三国志/陳寿選 裴松之注」を読んだ人も楽しめるかと思います。
    基本的には「三国志演義」等を読んだ人が、「登場人物の史書に残されている人となりを知りたい。」と思った時に適している本かもしれません。

  • 本書はその名の通り逸話で綴られた三国志である。
    それにしても、三族皆殺しが多い。権謀術数渦巻く動乱の時代とはいえ、けた外れに人が死ぬのには
    驚かされる。
    本書は三国志のブラックな面が多くいささかげんなりします。

著者プロフィール

1934年、東京市下谷区上根岸町(現・東京都台東区)生まれ。1956年、早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒業。会社勤務の後、著述業とデザイン業を兼務。著作に、『三國志群雄? 増補改訂版』『正史三國志群雄銘銘傳 増補・改訂版』『三国志それからの系譜』『正史三国志英雄奇談』などがある。

「2017年 『機略・策謀の三國志』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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