- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198931582
感想・レビュー・書評
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ううーん、最後がなー
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フリーランスの翻訳者・弘美。親友の死や友達になった人の死に不審感を抱き真相をつきつめてしまう。そこに加害者となった人間の人生をも垣間見てしまう。それをきっかけに探偵となる弘美。人の人生をのぞき見するような毎日のなかで必死で生きている女達をまのあたりにする。その中で弘美も自分の生き方を見直し、新たな出発点に立つ。そこでこの「求愛」という題に繋がるのだ。
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短編連作。
主人公はフリーの翻訳家で、友達の自殺をきっかけに「調査」の世界に身を置くようになっていく……
主人公自身が関わった事件はちゃんと結末が書かれるんだけど、調査で関わった内容については結末が書かれないまま終わるものもあったりして、結局どうだったの?
というままのものもあって、ちょっとモヤモヤする。 -
まず、全体のバランスが悪い上に、ところどころ前後の辻褄があってない。幹久との別れの原因も浮気だったのに、途中では憎みあった訳じゃない~みたいになってたし。ちゃんと読み返してないんだろうか。
公判は多少面白くはなったけど、最初に秋の香り、金銀がすぐに分からないところでイマイチだなぁと思い、関わると人が死ぬ(死にかける)とかコナンかよ、と思い、変なやつにつけられてるのにドアすぐ開けるとか馬鹿なのかな、と思った印象から立ち直れないまま終了。探偵になってからの話だけでよかった。 -
さらっと読めて まぁ面白かった。
柴田よしきにしては軽い仕上がりかも。 -
2015.3.15
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恋愛もののようなタイトルですが、中身はミステリー。
友人を殺された主人公がある目的を持って私立探偵となり、
お決まりの素行調査やもろもろで不幸な愛の形をたくさん目にする話。
愛と復讐。
どろどろした物語になりそうなテーマをドライに、冷静に見つめている点は
好感。
けれど、どこか物足りなさが否めない。
あえてそういう話の作り方をしているのだろうから、これは好みの問題かな。 -
社会生活を営むってことは個性をいかにして最大公約数にあわせrかってことなんだよな。着てるものが変わっただけで別人として認識されてしまうことはつまり中身の個性というのは、一般的な社会ではあまり問題にされていないってことなんだよ。没個性を日常化してみるとさ、自分っていったい何なんだ。