神去なあなあ夜話 (徳間文庫)

著者 :
制作 : 三浦しをん 
  • 徳間書店
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本棚登録 : 3341
感想 : 251
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198941178

感想・レビュー・書評

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  • 『神去なあなあ日常』の続編

    今作は、神様にしても、村の人達にしても、勇気と直紀さんにしても、色っぽいお話が多かった

    『夜話』ですからね(^-^)

    神々と自然に囲まれた神去村における、純情で素朴で優しい人達の物語でした。

    勇気頑張れ!

  • 前作より、新鮮感が少ない。

  • 『神去の神さま、繋ばあちゃんを長生きさせてくれてほんとにありがとう!ヨキみたいな猛獣を、村外に解き放ってはならないと判断されたんですね!』
    辛い過去シーンなのに笑ってしまった。
    適材適所 主人公は神奈川暮らしより村での生活で生きがいを見出したようだが、ヨキも一歩違えば悪の道で発揮しそうな部分もあるから。。。

    清一さん、凄い人だと思っていたが、未成年で山と資産を守ったとは。。
    以前芸人さんが他人であるお婆さんに気に入られて死後財産を譲られた際、相続税は現金で納めなければならなくて苦労したとあったけれど、資産ある人にとっての相続は本当に大変なのだろうなぁ。。

    映像化すると脚本で削れられるエピソードもあり、難しいところだが
    本作の山々の美しさは見てみたい、というか体験したい。。熊野古道とか奈良の古道とか
    近場でいいので自然に触れたい。。
    とコロナ自粛で思うのは無いものねだりだろうか。。



    生活メモ
    そろそろ図書館利用して良いだろうか。。
    反対に漫画を大人買いするようになってしまい
    ミステリというなかれ、ハコヅメ,ここは今から倫理です、一日外出録ハンチョウ と何だか生き方や考え方に触れる作品ばかり選ぶようになってしまった。
    歌川国芳の国芳づくしも面白かったので
    生誕160周年、美術館にも行きたいなぁ。。

  • ユウキが 幸せそうで なによりだ。

  • 神去の2作目!良い!
    前作は林業中心で、今作は村人の日々の営み中心。ゆったりとした空気が流れる。面倒くさいと思いそうな人間関係もしきたりも、勇気くんの目を通すとこんなにも優しい世界になる。
    過去も痛みも悲しみも山に包み込まれていてウルっとした。

  • 一作目のなあなあ日常よりも、より神去村を好きになりました。

  • 日常の続編、夜話。平野勇気も二十歳になって、すっかり神去村の人々に受け入れられている。村に伝わるしきたりをファンタジーと呼びつつも、ネタが見つかればちゃんと記録に残す。勇気は神去村が大好きになったらしい。みんないい人。応援してくれる人。林業のお話楽しかった。また続編出ないかなぁ。
    210307読了、図書館本。

  • 林業関係の物語に触れたこと初めてかもしれない。

  • 前作同様、それぞれのエピソードは興味深いのだけど、深刻にならない若い男子の一人語りの体裁なので、どうも深まらない感。主人公が無意識に軽く書き流してる事柄の、深い部分読み取れ、ということなら、まぁ、読み応えあるということになるかもだけど。

  • 面白かった!出来事が短編集みたいで読みやすかった。

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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