- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199007804
感想・レビュー・書評
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人気作と聞いていたので。
繊細で美しい表紙からセンシティブなお話…と想像していましたが、見事に外れました。
これコメディ?と思ったぐらい後半は笑みが絶えない話運びでした。受が好きすぎて気持ち悪い攻。王様のように振る舞いながらも絆される受。ファンの手本ともいうべきマイルールを自らに課す攻の平良に対して、受の清居が自分がここまでしてるんだからもっと距離を縮めてこい!とジレジレする姿がとっても面白かわいく、あっと言う間に読了しました。
前半はイジメっぽい展開もあって不穏な雰囲気でしたが、平良の根幹をなすアヒル隊長のエピソードなど妙に惹かれる描写は健在。上手さと萌えがたっぷりつまった作品。何度も読み返す本になりました。続編も楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
BLは漫画かp○xivの短編小説しか嗜んだことがなかったが、凪良ゆうさんの作品ということで気になり購入してしまった。
受けと攻めの解釈が一致すぎて読む手が止まらなかったし、凪良ゆうさんは男性の美しい側面を書くのが上手い。イラストも綺麗で満足感高かった。 -
ドラマから気になって原作を読んだ
ひらのきよいに向ける愛がいい意味で気持ち悪くて良い。好き。 -
【2023年160冊目】
BL小説の良いところは、登場人物の心情に物語の焦点が置かれていることなのかもしれない、と、この一作を読んで思いました。ぐっと来る、なんだろう、この、男女の恋愛小説では得られない独特の栄養素のような、感じ。
凪良ゆうさんの過去作を読みたーい!と思って拝読しましたが、登場人物の心情が丁寧に描写されていてとても良かったです。これは、続きが読みたくなってしまう。挿絵も美しくて眼福でした。 -
思ったよりがっつりBLだった…!
さすが凪良ゆうさん、関係性の描写は素晴らしいのだけど、カップリングが単純に好みでなかったのでハマれなかった!(こればっかりは著者との性癖の相違なので仕方ない) -
美しい彼シリーズ読破!最高に面白くてかつ読みやすい。清井と平良の関係が綺麗すぎる。
2人の成長物語としても楽しめるし、もちろんBL作品としても楽しめる。小説を実写化するのは反対派だけど、ドラマもすごく良かった〜! -
ドラマ、映画を観てからの後追い。なので楽に読み進められた。最初は魅力的な清居に惹きつけられ、その後、何なんだ?こいつ…的な平良にどんどん興味が湧いてくる。でも、あとがきを読んで、一番凄いのはこの人(作者)だと、笑えた。この腐女子っぷり! 検索すると、なかなかの苦労人。他にもいろいろ読んでみたいなと、思う。
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ずっとタイトルだけ知ってて凪良先生のお話だしBL作品もよく読むので、まずは1巻と思って手に取ってみました。想像の100倍面白かった...一気に番外編まで読みました。2人は歪な関係なのに何故かかっちり合う!こんな素晴らしい2人を小説にしてくださって先生には感謝しかない...
何より今まで見たことの無い愛情表現を持った平良の思考が凄い。1人にスポットを当てるのでもはなく双方の視点で書かれている部分もあるので心理描写がよく分かりました。
美しい彼よエターナル! -
共依存。純愛。
この作品に出会えて良かった