- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199008023
感想・レビュー・書評
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輪姦なし。痛いのは少ししかありません。
レイランドがなかなか気付かずはらはらさせられました。しかし最後がわりとあっさり目で解決でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
六青さんおなじみの健気受け!!
ある程度展開が分かってても面白い(。-`ω´-)キッパリ!!
輪廻転生でファンダジーの純愛モノ。
みずかねりょうさんのイラストもお話にピッタリ(〃艸〃)
好きな人を酷い言葉で罵り
相手の本音に気付いた時にはもう亡くなっていた。
と、いう過去を持つレイランド。
今回5度目の転生で300年探し続けていた
カイエンの生まれ変わりと思えるスウェンを見つける!!
今度こそ…と喜ぶレイランドだが
スウェンの双子の兄で地味で大人しいカインも気になっていた……。
心の奥底ではお互いちゃんと覚えてる。 -
雑誌で前世編を読んで、あそこで終わったままだとあまりにも悲しすぎる……と思っていたので今回単行本化&二人のその後(というか300年後!)が読めて本当に良かったです。
生まれ変わって出会ってもお互いに気づかずすれ違いが起こったりハラハラしながらあっという間に読みきってしまいました。
学園生活部分がなんとなく昔少女漫画で読んだギムナジウムものの雰囲気があり個人的にめちゃくちゃ萌えました。身分差萌えもあります……!
こういうファンタジー学園ものBLがもっと世の中にあるといいんですが。
双子の弟のスウェンもすごくかわいくて、できたら今度はスウェンが主人公のお話も読んでみたい気がします。 -
キャラ文庫初登場だそうですが、涙腺崩壊の威力は相変わらず抜群です。ファンタジーで、輪廻転生ものになっています。
一話目の「片恋の鎮魂歌」は1年前に雑誌掲載された短編で、愛する人に誤解され傷つけられてしまったカイエンの悲恋物語でした。凄くセンセらしい哀しくて救われない話で、短いんだけどボロ泣きした記憶が!終わり方があまりにも酷くて、ず~っと心に引っ掛かっていましたww
とにかく、スーパー鈍い攻なんですよ…!
その一言が最悪だったことに気付くの遅い~
でも300年後の輪廻転生にすべての想いが繋がっているということで、何とか気持ちを鎮めましたが。ありがたいことに今回文庫化され、話の続きが読めてやっと胸のつかえがとれましたw
書き下ろし本編「輪廻の花」は、前世で酷すぎたレイランドが罪を償おうと一生懸命輪廻転生して、生まれ変わっているはずのカイエンを探し求めます。
…生まれ変わっても、またしてもいろいろ間違えてるスーパー鈍い攻様でかなり焦れ焦れさせられました!
馬の方が賢かった…
しかしです。レイランドも何度も転生を繰り返したせいか、スウェンを愛して大事にしようと思っても気乗りがしなくて、なぜか兄の方が気になってしまうところとかはかなりの学習成果です。
カインがいじめられるシーンは胸が痛かったです。理不尽な運命に翻弄されているのを見るのは忍びなかったです。早く少しでもいいから幸せになってほしいと思わずにはいられなくて。
だから地下遺跡でのシーンは涙腺崩壊してしまいました。絶望からの幸福の絶頂。こういうの描くの六青センセは上手すぎです!
感動しました。
いじめはあったものの周囲にはいい人達も多くいて、スウェンも明るくお兄ちゃん思いで微笑ましい場面もあったりして和みました。
スピンオフが出るとしたら、スウェンとかベルセリドとかあたりかな…?
今度はみずかねセンセデザインの戦衣をいっぱい見てみたいです。イラストが美しかったです。