- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199008726
作品紹介・あらすじ
高級車に狙いをつけ、当たり屋を決行!! ところが、それを見破られてしまった!? 初めての大失態に、内心焦る青依。けれど車から降りてきた男・印南は、青依の痛がるそぶりに顔色一つ変えない。それどころか、平然と「通報されたくなければ言うことを聞け」と命令してきた!! 厄介なことになった、と思いつつ拒否権のない青依に、印南はなぜか「9ヶ月間、俺の恋人のフリをしろ」と言い出して!?
感想・レビュー・書評
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最初のうちは攻の勝手な言動に「言葉足りないだろ!!」「言い方もっとあるでしょ!!」とイライラしっぱなしでした!!
最近とにかく涙もろくて、理不尽な攻の言動に耐えて頑張る受が可哀想で泣けました。
“当たり前って怖いな”と考えさせられる作品でした。
自分では分かって(出来て)当然であり“こんなこと”でも、立場が違えば未知のことであったりする。
卑下するつもりはなくても「え、知ら(出来)ないの?」と言ってしまえば、受け手は馬鹿にされたように感じることもある…難しいなと思います。
いろんな人から馬鹿にされ、蔑まれてきて反発し、時には泣きながら懸命に生きてきた受がやがて玉の輿……まさに現代版シンデレラのようなお話しでした^^ -
王道の面白さ。当たり屋をやっている主人公が、飛び込んだ先で見破られ逃げ損ねてしまう。だが車に乗っていた男は、元彼を見返すための恋人役を探していて、主人公を警察に突き出す代わりに恋人役を提案してくる―。
受が元気の良い男の子。言葉遣いが汚いのはご愛敬だけど、好感が持てる主人公でした。強がってはいるけど、たまに見せる素顔がキュンとくる可愛さ。そりゃ仕事ばかりの攻も落ちるよね。
マイフェアレディほど主人公が蝶のように転身はしないけど、それもまたこの後のお楽しみ。続編、読みたくなった。 -
★3.8
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お金持ち×当たり屋
タイトルと内容関係ないやんwとツッコミつつ、価値観も境遇も混じり合わない二人が喧嘩しつつも歩み寄って近づいていく描写がとても良かった。 -
当たり屋って?何?
なんて思ってましたが、なかなか面白い話でした。
印南さんは表情筋のないタイプだったのに、あおいと接しているうちに、だんだんと人間っぽくなってきた。
なかなか壮絶な生い立ちだけど、ヒモしたり、当たり屋したり、中卒だと仕事ないよねえ。