- Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199802416
作品紹介・あらすじ
売り上げが低迷する東北の農産物を商店街でアピールさせてほしいという依頼が九音のもとへ。九音は日本人がもつ“ある特定の意識”が原因だと気づく。消費者の安心と生産者の幸福という両立しないゴールの深みに悩む九音。それでも自分が目指す「感動する仕事」を届けるために心理学以外の力で周りの理解を得ていく。しかしイベントが迫ったある日、週刊誌に「東北の農産物は危険だ!」という記事が掲載され…!?プラチナ級の感動が詰まった最終巻!!
感想・レビュー・書評
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完結。ゼロリスク社会に対する著者なりの叫び。
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微妙に残念な終わり方。
最後にいきなり福島ネタをぶち込んできて、消化不良に終わった。
雑誌の掲載時の時事ネタを入れたんだろうけど、「今読むと何だかな」以外にすっきりした感想がない。
その前までは面白かった。主人公がホテルを辞めようと思った理由が分からない。
福島ネタに絡むのか、感情を表に出したのに絡むのか、年増に絡まれたから逃げるのかw。
終わりよければ全て良し、の逆をいく。最後で評価は微妙になった。 -
泣いた。大号泣した。3回読み直して3回とも泣いた。
最初は期間限定しろがねこ何か見て相変わらずこの人ちょっと引くくらいに皮肉屋だなとか苦笑していたけど、『日本へ愛をこめて』。
私は全く被害を被らなかった地域の人間なので、この問題にどう接して良いのか未だに判らない。「応援」「頑張って」という言葉は何となく厭だ、自分が鬱病持ちだからか応援されると息苦しくなるし、上から目線で物を言われているような気がする。それに「風化」「忘れる」はあってはならぬ事だろうが軽々しく触れていいものだろうか、蒸し返されると痛い事の方が多々ある問題だ。だから自分に出来るのは、酷い態度なのかも知らないけど「他の人達」と同じように接する事。食べ物は態々お取り寄せまでしないけど、物産展とかやっていて普通に美味しそうだったら買う。興味がある事だったら首突っ込む。
最後の九音の台詞。震えながら彼が叫んだ台詞。あれを握って生きていこうと思う。
これもまた人生絶対読んどけTOP3に入る漫画です。 -
ついにこのネタきたかー。無印とはまた違った結末は、九音ならではでした。いい完結だー。