悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)

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制作 : クェンティン・ブレイク  谷川 俊太郎 
  • あかね書房 (2004年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251009418

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悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)の感想・レビュー・書評

  • 悲しみに優劣はない。

    元気になることだけが正解じゃない。
    無理に笑わなくていい。
    うずくまってていい。
    ぐちゃぐちゃに泣けばいい。
    朝なんか来なければいい。
    人に会うのが煩わしくなったとしても、それで正常。

    いつまでもくよくよしてていい。
    元気になるタイミングも、笑える瞬間も
    全部、自分が決めればいい。

    大切な人を喪ってしまった悲しみは
    考えようとする力を奪い、時間を止めてしまう。
    止まった時間を動かすことを急がないで。

    私の止まってしまった時間を動かしてくれた一冊。

  • 最後のロウソクをみつめるシーンが胸にずーんとくる。
    やっぱり絵本がいちばんストレートにメッセージが伝わってくる。
    余計なことばは必要ないのかもね。

  • 大事な人を亡くしたとき、
    人は誰にも伝えられない、伝える気力もないときを迎える。
    でも最初の「幸せなフリをした彼の顔」が、
    人間の哀しみを引き立てるの。
    自分ひとりの「悲しい」って共有しにくい。
    だからこの絵本があるのかもしれない。

  • 悲しいから、悲しい。一回読んで手が震えた。二回目読んで呆然とした。三回目に読んだら、涙が止まらなくなった。悲しいんだ、悲しいんだよ。

  • 私は悲しいだけだ。何も悪いことをしているわけではない。悲しみに浸りたいときだってあるのだ。悲しみはいつの間にかやってきて居続けるやっかいなもの。あなたはいなくなり、私はあなたのためにたくさん泣くけれど、あなたに会えてよかった。この本は悲しむことを許してくれる。

    私はこの本を時々読みたくなります。

  • 息子を失った男がどこまでも、どこまでも悲しみに沈む。底知れぬ悲しみから逃れようとし、忘れようとし、そして結局はやはりそれと対峙する。時折あらわれる幸福な思い出のきらめくようなページ。それはどれも日常のささいなひとこま。悲しい本なのに、幸せをも考えさせる稀有な本。

  • 愛する者の死がもたらす悲しみを、徹底して見つめる中から浮かびあがる、命あるものへの慈しみと、深い慰め。んーっ。

  • 母からのクリスマスプレゼント。息子を失った詩人が静かに時にユーモラスに悲しみという感情を見つめる。できればずっとこないで欲しいけど、いつか必ずやってくるその日まで、大事にとっておくよ、お母さん。

  • 誰にでもあるとは言え、悲しいのは辛いわよねー

  • 背景を書いてないとこは回想シーン?

    *

    からだじゅうが、悲しい。

    "ロウソクの光は、悲しみの闇にひそむ明日へとむかう道を照らしだす。"

  • 洋書を読みました。まだ英語は分かりかねますが絵と文が沁みてきます。息子を亡くした悲しみの中の葛藤や脱力、無力感。日本語訳も読んでみたい

  • 悲しさと向き合い、そこから立ち直っていくための行程を描いた一冊。
    絵本だからこそ、屈託なく伝わるものがある。

    悲しさを表した絵の効果が大きい。
    自分も世界も真っ暗になっていることが分かる。
    そして、無理矢理の明るさと温かいロウソクの明かりの違いも。

    ほんの少しの明るさが、大きな一歩になるだろうことを予感させる。

  • 悲しみと、どう付き合うか、結局あれこれと自分の中で考えて折り合いをつけるしかないのだけど、そのありのままの姿が描かれていて、悲しみを受け止める助けになりそうです。
    大人向けです。

  • 私は悲しい気持ちでした。
    毎日人生のレールを踏み外していると、
    下を向いてばかりいました。
    そんな時この絵本に出逢いました。
    私が死を選べないのは、
    人生には少しの光があるからだと感じます。
    その光を大事にしなければならないと、
    この絵本を読んでみて、感じることができました。
    大切な宝物が増えて、
    幸せです

  • 大人向けの絵本。

    誰もが持つ悲しみを、共感できる優しい言葉で綴られている。
    言葉とともに絵にも感情を揺さぶられる。

    最後のページがとても寂しかった。

    他の誰のものでもない、自分だけの悲しみ。

  • 悲しみ。抑鬱。喜びの後に真の孤独がやってくる。

  • 最愛の人を失った悲しみ。
    その計り知れない感情の流れが手に取るように再現されている。
    クェンティン・ブレイクのペン先から落とされるラフなタッチが、また逆に悲しげで切ない。

    必ず心に灯りがともる日はやってくる。今は悲しくていい。
    何か、吐き出さないとやりきれない。
    手もとに置いておきたい一冊。

  • 人は誰でも悲しいときがある。そんな時、あなたならどうする?

  • 【読了メモ】(140831 15:55) マイケル・ローゼン作、クェンティン・ブレイク絵、谷川俊太郎訳『悲しい本』/あかね書房/2004 Dec 1st/
    Michel Rosen, Quentin Blake "Sad Book"

  • 冒頭から「これは悲しい本です」と笑って宣言されます。
    失礼ながら、好きな画風でもないし…と読むうちに、どんどん「これは確かに”悲しい本”」だとわかります。
    親しい人を亡くした人にこの本を薦めるのは暴挙でしょう。
    また、あまり若い人に薦めても「悲しい」部分しか伝わらず、無駄に若者を無駄に悲しませちゃったこともあります。
    絵本に関心が持てる大人に対して紹介する本かと。

  • 愛した故の、
    喪失感。

  • 児童書だが、多くの現代日本人にも通づるところが大いにあるな。

    ふさぎこんでる人は手に取ると良いかもしれない。

    勇気付けられるかな。

  • 悲しい、悲しい、だけど現実を見つめ直せる本です。

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