- Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253102773
感想・レビュー・書評
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作品、というか「ちひろ」のスケールに清々しいほどおいてけぼり。ひとつの明晰な世界認識を完璧に表現したうえで、そんな現実を飄々とさりとて地に足ついてサヴァイヴする生き方までがこれでもかと鮮やかに提示されていて、本当にかなわないな、となる。久々の感覚。簡単に飲み下せない、本物だ。
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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ここで終わらず、「ちひろさん」も読んでみた方がいいのかしらと迷い中。
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突っ張らないし、気取らない。手の内を晒さない。強くて美しい女。そんな風に強くありたいと思う反面、弱さが全くないというのはそれはそれで寂しいというか面白くないような気もする。誰かを真似するのではなく自分の自身の持ち味を活かさないと結局何にもなれないのかな。
ゆっくりとした映画みたいなコマ割りとテンポ感が読んでいてすごく心地良い。◯◯だから、ではなくその人がどんな人間かで人と関わっていきたいと思わされた -
ちひろさん、の序章というか、ちひろさんが「ちひろ」の続編といおうか。OLから風俗へ。転がり込んで、誇りをもって、自分の地歩を築いて、馴れ合わないけど信頼はできる場所になったとき、そこを去る。大事なものを自分で叩き壊して去ることが、習い性になってしまい。ここからお弁当やさんにたどりつくまでも、まだ紆余曲折あったんだろうなあ、と思いつつ。
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やっぱ、突き抜け方が半端ない。言葉がないや。表現が陳腐化する。どういうこと?強い、強すぎる。えぐるような強さだ。
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風俗嬢ちひろのお話。「強い」ヒロインってのは、世のお話には溢れてるけど、このちひろの強さは別格。別次元。というか「強さ」の捉え方が違うのか……兎にも角にも、こんなヒロインを考えつくなんて、作者の頭はどうなってるんだと。
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ぷちブル時代の話ももっと読みたかったです。
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二巻でどっちも違う心に響かせる貴重な一冊だと思うんですけども